介護における共感疲労とは?症状やなりやすい人の特徴、対処法を解説

共感疲労になりやすい介護職員の特徴

共感疲労になりやすい介護職員の特徴は以下の通りです。

感受性が強い人
日頃から気を遣いすぎる人
責任感の強い人

それぞれの特徴について、以下で詳しく解説します。

1.感受性が強い人

「周囲の環境から影響を受けやすいこと」や「他人の気持ちを感じ取る力に優れていること」という特徴のある感受性の強い人です。

介護現場においても多くの感情を感じ取ることができるため、共感疲労になりやすいのです。

2.日頃から気を遣いすぎる人

相手の気持ちを敏感に感じ取って行動することの多い人は、気を遣いすぎてしまうことから相手中心の行動になりやすいため共感疲労を起こしやすいです。

3.責任感の強い人

責任感の強い人は、困っている人や自分を頼りにしている人に対して許容範囲を超えてまで行動してしまうことが多いため、共感疲労を起こしやすいです。

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介護において共感疲労にならないための対処法

介護において共感疲労にならないための対処法は以下の通りです。

仕事とプライベートにメリハリをつける
ストレス発散方法を見つける
誰かに相談して気持ちの整理をする

それぞれの対処法について、以下で詳しく解説します。

1.仕事とプライベートにメリハリをつける

仕事とプライベートにメリハリがついていないと、自宅にいても感情疲労を引き起こしてしまうことがあるため、しっかりとメリハリをつけることが大切です。

仕事とプライベートを完全に切り離すことは難しいですが、プライベート環境に仕事に関わるものを持ち込まないことや、趣味に没頭するなどの対策をすることで徐々にメリハリをつけることができます。

2.ストレス発散方法を見つける

日頃からストレスを溜めてしまうと感情疲労を引き起こしてしまうため、プライベートの時間を活用してストレス発散を行うことが大切です。

ジムに通う、飲みに行くなど、仕事帰りでも行えるストレス発散方法でもいいですし、休日を1日活用して散歩したり、運動するなど、自分の好きなことをしてストレスを発散しましょう。

3.誰かに相談して気持ちの整理をする

自分の中に整理できない感情がある場合は、誰かに相談することが効果的です。

友人に相談するのでもいいですし、知り合いに相談したくない場合はソーシャルサポートを受けることも検討しましょう。