ずっと嚙んでいたいくらいの甘みと食感。いかの王様“あおりいか”で作る「いかの湯引きサラダ仕立て」/かな姐さんのお取り寄せのレシピ vol.71

「毎日の献立は、お魚とお肉のメニューを交互に組み合わせましょう」なんて、昔からよく言われてきましたが、我が家では圧倒的に肉メニューの頻度が高く、お魚はほとんど食卓に上りません。 なかなか近所のスーパーでは美味しいお魚類が...

「毎日の献立は、お魚とお肉のメニューを交互に組み合わせましょう」なんて、昔からよく言われてきましたが、我が家では圧倒的に肉メニューの頻度が高く、お魚はほとんど食卓に上りません。

なかなか近所のスーパーでは美味しいお魚類が手に入らなくて、つい、安価で食べやすいお肉に手が伸びちゃうんですよね…… なにより家族もみんなお肉が好きだし!と、長年我が家の食卓では肉ばかり並んでいました(笑)。

ところが、歳を重ねてくるとこれが不思議なもので、最近オットがあっさりしたお魚メニューでも喜んで食べるようになってきたんです。

切り身のお魚を買ってきて塩焼きにしたり、煮魚にしたり、スープにしてみたり、色んな魚メニューのレパートリーがようやく増えつつあります。魚ではないけど、エビやイカ、タコや貝類なども立派なお魚メニューの仲間ですし、脂肪が少ないのにたんぱく質は豊富、50代夫婦、これは食べない手はありません。

以前にお魚のお取り寄せをしてみたところ、これがほんっとに美味しくて、美味しい魚介を食べたいならお取り寄せだな、なんて心に決めていたわたしが今回、送ってもらって試食させていただいたのが、とっておきの美味しいイカ、あき水産鮮魚部の「あおりいかむき身 ギフトセット」というわけです。



こちらはいかの王様と呼ばれている、あおりいかのむき身を1尾ずつ個包装にしたギフトセットになっていて、他のいかとは一味違う、モチっとした食感と甘みが特長になっているそう。

早速届いたものを1つ解凍し(解凍の仕方はもちろん、切り方も丁寧に写真入りで同封されていたパンフレットに載っていました)、そのままいただいてみることに。



まずはその透明感に心が躍ります!なんときれいな……さすがです!

身は肉厚で噛むとモチっとした歯ごたえと弾力を感じ、それと同時に、じわっと広がるいかの甘み! 飲みこむのが勿体ないほど、ずっと嚙んでいたいくらい甘いです。美味しいです。

これを以前お鮨屋さんで頂いたような、霜降りにしていただいてみたらどうだろう!とやってみたところ、これが大正解!!生の物とはまた少し変わって、歯切れがよくなり、ぷりぷり食感になります!



旬のお野菜と一緒に盛り付け、塩、オリーブオイル、ブラックペパーを振るだけ。めちゃくちゃ美味しくて、そしておしゃれな一皿になりました。

「いかの湯引きサラダ仕立て」のレシピ

■材料(3~4人分くらい)

・いか 1杯

・熱湯 適量

・塩、ブラックペパー、エキストラバージンオリーブオイル、レモン 各適量

・スナップエンドウ、蚕豆 各適量

■作り方

1. いかは解凍し、水気をキッチンペーパーでふき取り、縦に3等分にしてから、表面に細かい切り込みを入れる(格子目に)。スナップエンドウ、蚕豆はそれぞれ茹でておく。



2. ざるに並べ、熱湯を回しかける。キッチンペーパーにとり、水気を拭く。



3. 皿にスナップエンドウ、蚕豆、2のいかを並べ、オリーブオイルをたっぷりと振り、塩、ブラックペパーを振る。お好みでレモン汁を少し絞り、半月に切ったレモンスライスを飾る。



たまたま遊びに来ていた長男と長女にもふるまいましたが、あまりの衝撃的なおいしさに、二人とも「なにこれ!めっちゃ美味しい!」「このいかどうしたん?」と質問攻めにあいましたよ(笑)。天ぷらにしてもきっと美味しいだろうなぁ~~。妄想は膨らみます!

あおりいかむき身 ギフトセット/あき水産鮮魚部

かな姐さんのお取り寄せのレシピ 連載一覧