スペアキーを作る流れ

ここからは、スペアキーを作成する流れをご紹介します。
スペアキーは、どこで作成してもらうかによって流れが異なります。

ホームセンターで作成する場合

ホームセンターでスペアキーを作成する場合は、店内のサービスカウンターや合鍵の作成を受け付けている窓口に相談しましょう。
スペアキーの作成を依頼すると、元鍵と身分証明書の提出が求められます。
作成が完了するまでの時間は鍵の種類によって異なりますが、受付の際に具体的な所要事案を案内してもらえます。
ディスクシリンダーキーやピンタンブラーキーなど、構造が簡単なものであれば数分で作成してもらえる可能性が高いです。

鍵専門業者で作成する場合

鍵の専門業者で作成してもらう場合は、受付窓口にてまずはスペアキーの作成を依頼します。
ここでは、ホームセンターで依頼する時と同様で、元鍵や身分証明書を提出し、スペアキーの作成が完了したら受け取るという流れです。
鍵専門業者では、実店舗を構えているところもあれば、インターネットでも受け付けているところもあるので、依頼しやすい方を選びましょう。
また、鍵の専門業者はスペアキーの作成だけでなく、鍵の交換や鍵開けなどにも幅広く対応しています。

鍵販売メーカーで作成する場合

鍵の販売メーカーで作成する場合も、作成の流れは同じです。
まずはメーカーにスペアキーの作成を依頼し、元鍵と身分証明書を提出します。
スペアキーの作成が終わったら、受け取りをして完了です。
鍵販売メーカーは、どのような鍵であってもスペアキーの作成が可能です。
特に防犯性が高い特殊な鍵の場合は、作成の精度が高くなければ、対応してもらえたとしても鍵が合わないといった不具合が発生する可能性があります。
鍵販売メーカーなら、そのような特殊な形状のものにも高い精度で作成できるので安心です。
作成が難しい鍵の場合は取り寄せに日数がかかったり、費用が高くなったりすることもありますが、精度の高いスペアキーを求めるのであれば鍵販売メーカーがおすすめです。

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鍵穴からスペアキーを作る方法

事前にスペアキーを作っておけば良いのですが、落としてからスペアキーを作らなかったことを後悔する場合もあるでしょう。
このような場合、鍵穴しかない状態ですがスペアキーを作ることはできるのでしょうか?

鍵穴の番号から種類を確認

鍵を紛失してしまった場合、元の鍵がないのでスペアキーを作れないと考えることでしょう。
しかし、鍵には数字やアルファベットが記載されており、その情報を基にして鍵を作れます。
鍵穴の下に書かれていることが多く、これらは製品によって異なります。
また、鍵穴の中にも数字が書かれているため、専門業者はスコープを使って鍵穴の中の数字を確認することも可能です。

鍵を削る

鍵の番号から種類を判別したら、鍵穴を取り外します。
鍵穴にブランクキーを差し込んで、付いている傷をもとにして鍵を削っていきます。
ブランクキーは削った溝のない状態の鍵のことであり、各メーカーや種類別に存在しています。
住宅用やバイク用、金庫用などがあり、これらの種類によって30分程度の時間が必要です。

鍵穴からスペアキーを作る際の料金

上記の方法で鍵穴から緊急時でもスペアキーは作れますが、できるなら事前にスペアキーを作っておくと安心です。
スペアキーは鍵屋やホームセンターなどで作れます。
事前にスペアキーを作る場合は1,000~4,000円程度が相場で、緊急時に鍵穴から作る場合は8,000~15,000円程度が必要です。
これらはあくまでも目安であり、鍵の種類によって金額が異なります。
持っている鍵を持参し、このスペアキーならいくらで作れるか確認してみましょう。