多彩なイタリア料理店を手掛ける奥野義幸氏自らが腕を振るい、ブリアンツァの“深み”を表現|麻布台ヒルズ【DepTH Brianza】

順次魅力的なレストランやショップが開業して話題を集める麻布台ヒルズですが、賑やかな商業エリアから少し離れたレジデンス棟の1階に誕生したのがこちら。食通たちが注目する【DepTH Brianza】です。

“みんなが主役”という想いで日々料理と人に向き合う

エントランスに掲げられた【DepTH Brianza】の看板

【La Brianza】【ACiD brianza】【Focacceria la Brianza】など多彩なアプローチでイタリア料理店を展開するブリアンツァグループですが、今回の【DepTH Brianza】の店名はすぐに決まったと話します。「これまで積み上げてきたブリアンツァグループの“深み”をご堪能いただきたいという想いを込めてつけました。大文字と小文字が入り混じっている表記は、まだ完成していない、成長過程であることを表現したためです」。そして、もちろん奥野氏の名前にもちなんでいます。

扉の内側にあるブリアンツァカラーのステンドガラス調アート

(左記同様)


いまや社員60人、アルバイトを含めれば100人を超えるチームとなったブリアンツァグループ。よく弟子を育てるという表現を使いますが、奥野氏は、「育てるというよりも共に成長していく感覚」であり、「ゴールを一緒に見る仲間」だと語ります。【DepTH Brianza】のチームは、厨房4人、接客2人の、真っ先に手を挙げたスタッフだそうです。

奥野氏がレストランについて語る時、度々出てくる“成長”という言葉。レストランの扉の外からも見ることができるアートは、鯉の滝登りをイメージしたもので常に成長していきたいという想いから。ブリアンツァカラーであるエメラルドをベースにつくられ、優しい光を放っています。

C型にくり抜かれたようなこちらの壁で厨房と客席を区切っています

厨房で料理と向き合う奥野氏の姿を客席から望むことも

“おっくん”と呼ばれ、多くの食べ手、生産者、同業者から愛されている奥野氏。「20年ほど前に【Ristrante la Brianza】をオープンさせた頃は、一人もお客様が来ない日が続いたこともありました。そこから現在に至るまで、ゲストの大切さということは痛感しています。ですからお客様に寄り添ったレストランであることを大切に、可能な限りリクエストにも応えたいと思っています。12席という小さなレストランだからできるんですよ」。

【DepTH Brianza】という店名からも自身が厨房に立つことからも、集大成と表現されていますが「まだまだ成長し続けますよ」と奥野氏。料理、人、食材、ドリンク、空間などすべてにおけるブリアンツァグループの“深み”をお楽しみください。

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DepTH brianza

【エリア】麻布十番
【ジャンル】イタリアン
【ランチ平均予算】-
【ディナー平均予算】25000円
【アクセス】神谷町駅