メガネのかけ心地はテンプルがポイント!選び方や調整方法を解説

メガネのテンプルはフレームの腕のことで、かけ心地や見え方を左右する大切なパーツです。テンプルの幅や長さが自分に合っていないと、さまざまな不具合を起こす可能性があるため、メガネを選ぶ際はしっかりと確認しましょう。メガネのテンプルについて、選び方や調整方法とともに解説します。

メガネのテンプルとは

まずはメガネのテンプルがどんなパーツなのか、どんな役割を果たしているのかを見ていきましょう。

メガネフレームの側面にある重要なパーツ

テンプルとは、メガネフレームの腕のこと。「こめかみ」の意味を持つ英語が語源で、つるとも呼ばれています。

メガネは、鼻と両耳の3点を支えにすることによってレンズのズレを防ぎ、決まった位置に固定する仕組みです。現在ではかけ心地を追求するために、形状安定や掛け心地を目的とした機能性、弾力性などが備わったテンプルが求められています。

メガネのかけ心地を左右する部分

テンプルは、メガネのかけ心地を左右する大切なパーツです。テンプルには、左右からメガネを力学的に支える役割があります。またテンプルの先にあるモダンという部分と一体となることで、耳への重量バランスを分散させています。

耳にかけた際、テンプルの曲がり具合と耳のカーブが合っていないと、大きな負荷がかかってしまう恐れがあるため、自分に合ったテンプルを選ぶことが大切です。

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メガネ選びで重視したいテンプルのチェックポイント

自分に合ったテンプルを選ばなければ、メガネがずれてしまう、かけ心地が悪いなどさまざまなリスクが発生します。メガネを選ぶ際は、テンプルをしっかり確認しましょう。

長さ

メガネを選ぶ際はテンプルの長さをチェックしましょう。正しい長さでないと、かけ心地が悪くなるだけではなく、見え方にも影響が出てしまいます。例えばテンプルが長すぎると、メガネがしっかり固定されずにずれてしまいます。

成人向けのテンプル幅の目安は、男性が140~145mm、女性が138~142mm。長ければメガネ店で調整できますが、短いと延長できないので購入の際は注意が必要です。実際にメガネをかけてチェックするか、サイズ表示を確認すると良いでしょう。一般的に、サイズ表示はテンプルの内側に記載されています。

メガネのサイズの選び方は?表示の見方、顔の大きさの測り方を解説 – Aigan STYLE(メガネ・めがね)

靴や服などと同じように、メガネにもサイズがあります。サイズが合っていないメガネをかけると、視力やかけ心地に影響を与えることもあるため、レンズや顔のサイズをしっかりチェックしなくてはいけません。メガネのサイズについて解説するとともに、選び方や愛眼おすすめのメガネを紹介します。

素材

テンプルの素材もチェックポイントです。金属アレルギーの有無やかけ心地など、何を重視するかによって選びましょう。テンプルの主な素材を紹介します。

デザイン

テンプルにはさまざまなデザインがあります。パールやジュエリーを施しているものや、模様がプリントされているものなどバリエーションも豊富。凝ったデザインのテンプルなら、遊び心のある雰囲気を演出できます。

ただしメガネを購入する際は、正面だけではなく横から確認することも大切です。テンプルが太かったり、フレームと色が違ったりすると目立ちやすくなります。使うシーンに合わせ、バランスを見ながら選びましょう。