皆さんはエゴノキをご存じでしょうか? 白くて小さな可愛らしい花が咲く樹木で、全国に自生し、家庭で育てることもできます。この記事では、エゴノキの基本情報や特徴、名前の由来や花言葉、代表的な品種、育て方について詳しくご紹介します。

エゴノキの基本情報


Nokzd/Shutterstock.com

植物名:エゴノキ
学名:Styrax japonica
英名:Japanese snowbell
和名:エゴノキ(野茉莉、蘞の木)
その他の名前:ロクロギ、チシャノキ、チサノキ
科名:エゴノキ科
属名:エゴノキ属
原産地:北海道南部~沖縄、朝鮮半島、中国、フィリピン北部
分類:落葉性高木

エゴノキは、エゴノキ科エゴノキ属の落葉樹で、日本全土に分布しています。樹高は最大で7〜8mになり、耐寒性、耐暑性ともに強い性質です。日本では古くから親しまれており、万葉集にも詠まれている植物で、将棋の駒を作る木材としても利用されています。

(広告の後にも続きます)

エゴノキの花や葉の特徴


Parmna/Shutterstock.com

園芸分類:庭木
開花時期:5〜6月
樹高:7〜8m
耐寒性:強い
耐暑性:強い
花色:白、ピンク

エゴノキは5〜6月に開花します。葉の付け根あたりから茎を伸ばし、下向きに白やピンクの花を咲かせます。花は鈴形で、甘い香りがあります。明るい緑の葉は卵形で、ふちに浅いギザギザがあるのも特徴です。