介護施設のレクリエーションでも取り入れられることの多いカラオケですが、どのような効果が期待できるのでしょうか。
本記事では、介護におけるカラオケのメリットや注意点、カラオケレクで人気の曲について詳しく紹介します。
カラオケは介護に効果ある?
結論から申し上げますと、介護においてカラオケは身体や脳などに良い効果があると言われています。
そのため、介護施設ではレクリエーションの一環としてカラオケを取り入れてるケースも多いです。
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介護におけるカラオケのメリット
介護におけるカラオケのメリットは以下の通りです。
身体を動かすことができる
口腔内の運動になる
認知症予防につながる
コミュニケーションを取れる
ストレスの軽減になる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.身体を動かすことができる
カラオケの曲に合わせてステップを踏んだり、簡単な振り付けをすることで身体を動かすことができます。
身体を動かすことで血流を促進し、高血圧の予防などにも効果が期待できるのです。
2.口腔内の運動になる
カラオケでは身体の運動だけではなく、口腔内の運動にもなります。
会話が少なかったり、口腔内の運動が少ないと、唾液の出る量が少なくなってしまい、虫歯や口内炎、誤嚥(ごえん)などのトラブルを引き起こす原因になってしまうのです。
しかし、カラオケで口腔内の運動をすることで、唾液が出やすく、喉周りの筋肉が鍛えられるため、口腔内でのトラブルを防ぐことが期待できます。
3.認知症予防につながる
歌詞を見ながら歌ったり、新しい曲を覚えようとする、昔好きだった曲を思い出そうとするなど、カラオケは意外と脳と使うため、認知症予防にも期待できます。
4.コミュニケーションを取れる
デイサービスを利用している方や、内向的な方でも、カラオケを通じてコミュニケーションを取ることが期待できます。
5.ストレスの軽減になる
カラオケで大熱唱するとストレス軽減効果が期待できます。
株式会社第一興商とNTTコミュニケーションズ株式会社が行った調査では、カラオケ=ストレス軽減が証明されたというデータもあるほどです。