YASCORN 鉄道食べすぎひとり旅!3歩進んで2歩下がる!天浜線で静岡ローカル満喫旅

冬はゆりかもめと遊べる駅と絶品うなぎ弁当

車内から見た浜名湖佐久米駅

そこからまた新所原方面に進んで三ヶ日駅に向かいます。だんだんお腹も空いてきました。三ヶ日駅舎にはハンバーガー屋さんが入っているはず。今度こそ……と思っていたのですが、三ヶ日駅に行った後、また戻って下車する予定だった浜名湖佐久米駅に、ゆりかもめの大群がいました! 浜名湖佐久米駅は浜名湖に面し、冬季はゆりかもめが飛来する駅として有名。しかし最近暑かったので、時期的に、まだだと思っていたのです。
 

(左)改札を出るとすぐ喫茶かとれあ(右)えさをめがけて飛んでくる

思いがけない出会いに、三ヶ日駅まで行くのをやめ、浜名湖佐久米駅で下車してしまいました。きっとこれも左富士のラッキーです。

駅舎に併設されている「喫茶かとれあ」でゆりかもめのえさとして、細かくしたパンが100円で売られていました。ホームには、ほぼ毎日ゆりかもめに餌付けしているボランティアの方がいて、「えさは投げるんじゃなくて持って見せるといいよ」とアドバイスをいただきました。

(左)なぜか頭にとまる(右)えさを差し出しても食べなくなった

最初はおっかなびっくりでしたが、だんだん慣れて、頭にもとまるように。デジャブを感じます。夕日が傾いてくると、ゆりかもめたちはえさに見向きしなくなり、どこかに飛んで行ってしまいました。鳥目だから、えさが見えなくなるそうです。三ヶ日駅まで行かず、この駅で降りておいて正解でした。1本遅かったら、会えないところでした。

寒くなると、飛来する数も増えてくると思います。行かれる際は、ぜひ明るいうちに。

夕日に輝く天浜線と線路

喫茶かとれあでコーヒーを飲んで列車を待ちます。ゆりかもめと遊んでいたので、結局、最後は予定通りの時間となりました。ここで何か食べてしまおうかと思いましたが、あと1時間足らずで、うなぎ弁当を受け取ることになっています。うなぎを美味しく食べたいので、グーグーと鳴るおなかをなだめながら、我慢しました。

新所原駅にあるうなぎ屋「やまよし」

天浜線終点の新所原駅。駅舎内の改札横にうなぎ屋さんがあるので、こちらのお持ち帰り弁当を駅弁、と言うこともあります。お弁当はあらかじめ予約しておけば、時間に合わせて作っておいてくれます。昼ならお店の中で食べられます。

やまよしの「うなぎ弁当」大1本入り

新所原駅からJR東海道線で、本日泊まるホテルのある豊橋駅へ。ホテルの部屋でようやくうなぎを広げました。新聞紙に包まれていたのでまだ温かいです。昼間に残しておいた日本酒も一緒に開けました。

あっ、おなかが空きすぎて、写真を撮る前にお箸を入れてしまいました……。大きいうなぎでしたが、軽くペロッと食べられます。さあ、明日も体力勝負です。

1日めのルートはこちら!

前もって時刻表を見つつ計画しておけば、急な予定変更でも、対応しやすくなりますよ。

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