文具のとびら編集部

アルコールマーカー「コピック」を製造・販売するトゥーマーカープロダクツは、コピックを使った作品コンテスト「コピックアワード2024」を開催する。
2024年5月10日から6月30日の期間で応募を受け付ける。一次選考発表は2024年8月、最終結果発表は2024年11月頃を予定。

なお、「コピック」はアルコールマーカー製品を代表とする、用紙類やエアブラシなどの製品を含むブランド。アルコールマーカーは358色ものラインアップを誇り、品質の高さや繰り返し長く使用できる点などが評価され、デザインの作画、イラストレーション、漫画の着彩、クラフトなどさまざまな分野で活用されている。1987年から発売を開始し、現在は世界70カ国以上で販売。主要製品は「コピックスケッチ」、「コピックチャオ」、「コピックマルチライナー」など。

ウェブ上で誰でも無料で参加できるコンテスト

コピックアワードは「世界中のコピックユーザーとつながる」ことをコンセプトにした、ウェブ上で作品を募集するコンテスト。2023年の開催では、世界82カ国から3,900点を超える応募作品が集まった。コピックを使用したオリジナル作品を広く募集しており、誰でも無料で参加できる。

応募作品はコピックアワードの特設サイトに掲載され、自分の作品を多くの人に発信できると同時に、世界中の参加者の作品観覧も楽しむことができる。

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人気漫画『BEASTARS』作者の板垣巴留氏が審査員として参加

今回の審査を務める審査員には、コピックを長年愛用している『BEASTARS(ビースターズ)』などで人気の漫画家の板垣巴留氏をはじめ、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が主催するデジタルオークションハウス「JOOPITER」に作品を提供するなど、国内外で活躍する画家の落合翔平氏、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどのCDジャケット、『夜は短し歩けよ乙女』などの書籍カバーを手掛けるイラストレーターの中村佑介氏、トヨタのコンセプトカーなどさまざまなプロダクトデザインを手掛けるデザイナーの根津孝太氏、福島県クリエイティブディレクター、東京藝術大学学長特命・美術学部デザイン科教授の箭内道彦氏といった豪華なクリエイターを迎える。



グランプリ受賞者には賞金3,000USドルとコピックスケッチ全色(358色)、記念トロフィーを贈呈。さらに、応募時に18歳以下の応募者の作品のなかから選ばれる特別賞「次世代アーティスト賞」が今年も100点選ばれるほか、13の賞を用意している。