60坪の土地で建てられる間取りアイデア!メリット・デメリットも解説

60坪の土地で家を建てるメリット

60坪の土地に家を建てることで得られるメリットもあります。続いては、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

 

家族の希望を盛り込んだ家にできる

敷地に余裕があるので、家族の希望を盛り込んだ家にできるのは、大きなメリットです。二世帯住宅や平屋、2階建てなど、それぞれのニーズに合わせた間取りを選択できます。

家族とはいっても、住みやすいと感じる条件に違いが生じることも珍しくありません。狭い家ではそれぞれの希望を盛り込めませんが、60坪の土地なら広い家も建てられるので、全員の希望を随所に盛り込めるでしょう。

 

大人数でも快適に暮らせる間取りにできる

家族が多い場合にも、60坪の土地があるメリットは大きいでしょう。なぜかというと、60坪の土地なら6~7人家族でも快適に暮らせる間取りにできるためです。親世帯と同居している場合や子どもが多い場合にも、それぞれの個室を用意できるので、家族全員が暮らしやすさを感じられます。

部屋数が多ければ、将来的に家族が増えたときも快適に暮らせるでしょう。同居を見据えた家づくりをする場合も部屋数の多さは重要になるので、60坪の土地は魅力的です。

 

駐車場や収納スペースが確保しやすい

駐車場や収納スペースを確保しやすくなるという点も、メリットの1つとして挙げられます。4台分の駐車場やファミリークローゼット、パントリーなどを兼ね備えた間取りも可能です。広いリビングも確保できるので、開放感のある住空間も手に入れられます。

家族が多くなるとその分収納スペースも必要になります。そのため、大家族であるほど収納スペースや駐車場を広く確保できるのはうれしいと感じるものです。

 

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60坪の土地で家を建てるデメリット

60坪の土地に家を建てることで得られるメリットもありますが、デメリットも忘れてはいけません。最後に、どのようなデメリットがあるのかご紹介します。

 

好立地な土地が少ない

60坪の土地は、都心部や人気が高い都市ではあまり見かけませんが、多くは郊外に存在します。通勤や通学の利便性が高い立地条件のよいエリアでは、なかなかお目にかかれないのはデメリットだといえます。

郊外に家を建てる場合、新たにマイカーやバイクなどの交通手段を用意しなければいけない可能性も高まるでしょう。

 

固定資産税や土地の購入・建築費などのコストが高い

固定資産税や土地の購入、建築費などのコストが高くなってしまうこともデメリットに含まれます。敷地面積が広くなると家の規模も大きくなるので、建築費用や外構費用がかさんでしまいます。家本体の設計やコストばかりに目が向いてしまうと、門扉やフェンスなどの費用がかさみ、予算を大幅にオーバーする可能性もないとはいいきれません。

また、坪数が大きくなると固定資産税の金額も高くなります。土地が60.5坪を超える場合は小規模住宅用地の特例措置の適用外となるため、60坪の広さは境界となるラインであることを覚えておきましょう。

 

大きな家は手入れに手間がかかる

大きな家になるほど、手入れには手間がかかります。掃除はもちろんですが、外壁塗装や屋根塗装など定期的なメンテナンスも必要不可欠です。業者に依頼する場合は、ある程度の費用もかかるため、家族と話し合って最適な方法を考えておかなければいけません。