しっかり考え、比べ、納得したうえで「後悔しない選択」を
「現実を目の当たりにして、もう一度立ち止まって、じっくりと考えようと思ったんです」
先の辰巳社長は、すぐに結論を出すことを選ばなかった。
「みんなで力を合わせ、過去にはそれなりの規模のビジネスを行ってきた会社。結論はどうであれ、気弱になって拙速な判断をしては、ずっと悔いが残ってしまう。〈後悔しない選択〉をするべきだと…」
ガッシリと大柄な辰巳社長は、日焼けが残る顔を上げた。
M&Aは、会社の最終的な意思決定のひとつだ。だからこそ経営者は、焦ることなくしっかりと比較検討したうえで、納得して決めることが重要なのである。辰巳社長のように、
「後悔しない選択をする」ことが何より重要になる。
※ 本文の記事は実例を基に記載していますが、守秘義務の観点からエリアや個人名などは適宜変更しています。
都 鍾洵
税理士
