「焼物」

絶妙な火入れでふっくらと焼き上げられた金目鯛。その上には、細かく叩かれた木の芽がたっぷりとあしらわれています。口に運んだ瞬間に広がる山椒の爽やかな香りが、金目鯛の濃厚な甘みを品よく引き立て、後味を軽やかに。
「蒸物」

春から初夏への移ろいを感じさせる、冷製の茶碗蒸し。アサリのエキスが凝縮された餡が、プルンと滑らかな卵と絡み合います。シャキシャキとした水菜のお浸しが、清涼感ある余韻を残します。
「強肴」

低温でじっくりと火を入れ、旨みを閉じ込めた山形牛。アスティエのプレートに盛り付けられた姿は、まるで現代アートのようです。柔らかな肉質と、噛むほどに溢れる赤身の濃い味わいは、まさにコースのハイライト。
「食事」

締めは、職人の技が光る手打ち蕎麦。細めに打たれた蕎麦は香りが高く、キリッとしたつゆが口内を清めてくれます。懐石の最後に蕎麦を啜るという、粋な演出に心が解けます。
「甘味」

最後は、旬のフルーツで瑞々しく。余計な甘味を加えず、果実そのものの酸味と甘みで締めくくる構成に、最後まで素材への敬意を感じました。
「東京十月コース」で特に印象的だったのは、春の芽吹きを感じさせる山菜や旬の魚介の扱い。アスティエの器をキャンバスに、色彩豊かな食材が配置される様子は、食べるのが惜しくなるほどのアートワークです。伝統的な技法を大切にしながらも、現代的な感性が光るコースは、一皿ごとに新しい発見がありました。
茶懐石からヴィーガンまで、あらゆるゲストを迎え入れる多彩なコース展開

訪日ゲストにも人気の「料理長特選 禅 -ZEN - 茶懐石コース」。店主自らが点てるお茶とともに、日本文化の真髄に触れる体験が叶う
【東京十月】のさらなる魅力は、ゲストの多様なニーズに応えるコースのラインアップです。店主自らが点てるお茶を愉しめる本格的な「茶懐石コース」や、動物性原材料を使用しない「精進料理(ヴィーガン対応可能)コース」、さらには重度の小麦アレルギーの方にも配慮した「グルテンフリーコース」まで完備。これらは、海外からのゲストや、健康を意識する現代人にとって、非常に心強い選択肢となっています。

「精進料理(ヴィーガン対応可能)コース」

10食限定「晩酌セット(予約不要・19時までの入店限定)」
おしゃれな空間で背筋を伸ばしてディナーを愉しむのはもちろん、仕事帰りにふらりと立ち寄り、10食限定の「晩酌セット」でしっぽりと大人の時間を過ごす――。そんな、日常と非日常を自在に行き来できる使い勝手の良さこそが、【東京十月】が愛される所以かもしれません。
南青山の地下で、あなたも五感を呼び覚ます新しい和食体験をしてみませんか。
東京十月
【エリア】表参道/青山
【ジャンル】和食
【ランチ平均予算】1500円
【ディナー平均予算】10000円
【アクセス】表参道駅 徒歩4分
