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NISA投資枠360万円、使い切っていい人・こだわらなくていい人

NISA投資枠360万円、使い切っていい人・こだわらなくていい人

それでも年間上限額360万円を使い切りたい場合は?

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【画像出典元】「stock.adobe.com/NooPaew」

せっかくなので年間360万円の上限まで枠を使い切りたい人はどうすれば良いのでしょうか?新NISAの口座を開設している金融機関によって詳細は異なりますが、一般的には下記のような方法となるでしょう。

1.成長投資枠

成長投資枠は一括でのスポット購入が可能です。そのため最大240万円分の株式や投資信託をまとめて購入することができます。

2.つみたて投資枠

つみたて投資枠には購入タイミングを分けて購入するというルールがあります。また大部分の金融機関では任意のタイミングと金額で購入できるというボーナス購入という仕組みが取り入れられています。例えば毎月の購入金額は3万円、ボーナス月の7月と12月は5万円をプラスして購入といった具合です。この設定を使い、12月中にボーナス購入で上限まで購入するということも可能です。詳しくは利用している証券会社に確認してください。

年内に枠を使い切るための重要なポイント

2025年の非課税投資枠を確実に使い切るためには、「購入日」ではなく「受渡日」が2025年中である必要があります。年内の非課税枠を確実に使うためには、遅くとも12月上旬までには、余裕をもって購入手続きを完了させておくようにしましょう。

特に欧米の市場はクリスマス休暇で長期間休場することが多く、さらに日本の金融機関の土日休業が重なると、注文から受渡日までの処理に10日以上かかる場合があります。多くの人が購入しているS&P500や、全世界株式といった海外マーケットが関係する商品は特に要注意です。

なお自動設定で月の半ばから月末までのタイミングで投資信託の積立購入をしている場合は、年内の受渡しが間に合わないことがあります。この点は注意してください。

NISA制度のさらなる拡充に向けた動き

金融庁では、令和8年度(2026年度)税制改正で、NISAの一層の充実を求める予定です。主な要望は以下の通りです。

1.    子育て支援の一環として、つみたて投資枠における対象年齢等の見直し
2.    様々な資産運用ニーズに応えるための対象商品の拡充
3.    売却した枠を同年中に再利用可能とする、非課税保有限度額の当年中の復活

また65歳以上を対象にしたプラチナNISA(仮称)の創設なども期待されています。これらの要望が実現すれば、NISAはさらに使いやすく、柔軟な制度となるでしょう。

まとめ

2024年に始まった新NISAは、旧制度から大きく進化しました。非課税期間が無期限となり、投資枠は年間360万円に大幅拡大、売却すれば枠の再利用も可能となりました。ただし、制度が良くなりすぎたために、逆に「年間の上限額360万円まで購入すべきか?」という疑問に振り回されてしまうといった側面も見受けられます。

年間360万円や生涯上限1,800万円という数字が注目されがちですが、これだけの金額を短期間に投資できる人は限られています。資産運用でしっかり増やすことを目標とするなら、マネーゲームのように上限を追う必要はありません。

ついつい目が行ってしまうNISAの360万円の枠を意識する前に、まずは基本を押さえましょう。

1. 生活費の予備費をしっかり準備する
2. 余裕資金の全てを運用せず、預貯金と運用商品の比率は1対1ぐらいにする
3. 長期・分散・積立で無理のないペースでコツコツと運用する

大切なのは、自分ができる無理のない金額で継続することです。その上で、投資額を増やしたいと思った時に可能な金額を追加していくことで十分だと思います。

また現行NISAの最大のメリットは非課税運用期間が無期限になったことです。年間の上限額に一喜一憂するよりも、長期的な視点で自分に合ったペースで投資を続けることが重要でしょう。

※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

新NISAに関するQ&A

Q:NISA枠を利用するのに楽天証券と他の証券会社で違いはありますか?

A:手数料や取扱商品に違いがあります。ネット証券は手数料が比較的安く、多くの商品を取り扱っている傾向があります。一方、対面式の証券会社は相談がしやすく、初心者向けのサポートが充実している場合があります。

Q:投資初心者は成長投資枠とつみたて投資枠、どちらがおすすめですか?

A:投資初心者の方には、つみたて投資がおすすめです。少額から始められ、市場の変動に振り回されにくいという特徴があります。資産価値の変動に少し慣れてきたらスポット購入ができる成長投資枠を利用すると良いでしょう。

配信元: mymo

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