
庭を通るたびにふわっとスパイシーに香る「カレープラント」。美しいシルバーリーフは寄せ植えのアクセントにも最適で、ドライガーデンやドライフラワーにも人気です。本記事では、カレープラントを元気に育てるためのポイントや、「食用にできるの?」「いつの間にか枯れてしまった」という疑問やお悩み、混同されやすいカレーリーフとの違いまで詳しくご紹介します。
カレープラントの基本情報

植物名:カレープラント
学名:Helichrysum italicum
英名:curry plant、Italian strawflower、immortelle、everlastingなど
和名:カレープラント
その他の名前:カレープランツ、エバーラスティング
科名:キク科
属名:ムギワラギク属
原産地:地中海沿岸
形態:常緑亜低木
カレープラントの学名はHelichrysum italicum 、キク科ムギワラギク属(ヘリクリサム属)の常緑低木で、多年草として扱われます。原産地は地中海沿岸で乾燥した気候を好み、寒さに強く、一般地では周年戸外で管理できます。高温多湿を苦手とするので、日本での栽培では夏越しがポイントになります。
フランスの砂地に育つカレープラント。YG-Travel-Videos/Shutterstock.com
カレープラントの花や葉の特徴

園芸分類:ハーブ
開花時期:7〜8月
樹高:40〜50cm
耐寒性:やや強い
耐暑性:普通(多湿に弱い)
花色:黄
開花期は7~8月で、花色は黄色。花茎を伸ばした先に小さな花が集まってドーム状に開花します。乾燥に強くドライフラワーにするのもおすすめです。
高さ40~50cmほどで、花壇では中段あたり向き。葉は披針形で互生し、常緑性で、冬もみずみずしい葉姿を保ちます。茎葉は産毛で覆われているため、日差しを受けると反射してシルバーグリーンに見え、カラーリーフプランツとして利用できます。一年中庭やベランダをみずみずしく彩り、寄せ植えのアクセントにしても素敵です。
カレープラントの特徴はなんといってもそのカレーに似た香り。葉はスープやピクルスなどの香りづけ程度には利用されることもありますが、苦みが強く消化に悪いため、一般的に食用には適しません。

カレーのような香りの正体

カレープラントの茎葉に触れると、カレーのようなスパイシーな香りが漂います。これはカレープラントに含まれる主要成分はネリル・アセテートやα-ピネンといった精油成分によるもの。料理に使用するというよりは、ドライフラワーやリースなどのクラフトに利用されることが多いようです。本物のカレー粉の原料としてカレープラントが用いられることはありません。
