◆「性欲がない」からこそ、割り切れるのか
――そうすると、性風俗店に勤務していたときも、パパ活をしている現在も、何も感じない。あずき:感じないです。感覚としては、男性が勝手に果てるだけで。こんなことでお金が結構もらえてしまうので、割がいいんですよね。
――現在、担当ホストと同棲中ですよね。パパ活のときと彼氏の場合で、営みにどのような違いがあるのでしょうか。
あずき:彼氏とは、しません。私は性欲がないんです。そこを理解してくれる人でないと、付き合わないんです。
――一般的に、性行為で愛情を表現することがありますよね。あずきさんにとっての愛情表現とはどのようなものでしょうか。
あずき:記念日を月単位で一緒にお祝いしてくれたり、総じて「私のために時間を使ってくれるかどうか」で測ることが多いですね。性行為は私にとって仕事でしかないので、それが愛情だと感じたことはないです。
◆ホスト通いを知った両親の反応は…
――ご家庭について質問します。いわゆる超エリート一家だと思いますが、どんな雰囲気でしたか。あずき:テストの点数は見せていたような……。ただ、ほとんど勉強しなくても点数は取れていたので、親からそんな悲惨なリアクションをされることはありませんでした。一方で、兄は優秀で運動も勉強もできたので、私自身はそこまで期待されていないのは自覚しています。生きていればいい、みたいな(笑)。あるとき、「お兄ちゃんよりはできない子」と言われたのは覚えていますね。担任の先生からも同じことを言われた経験があります。
――地味にきつい言葉ですが。
あずき:うーん、でも、心のなかでは「確かに兄よりできないけど、人脈作りなら私のほうがうまいから、人生はきっと私のほうが楽しいはず」と思ってましたね。実際、いろんな人との関係性で仕事を獲って生きてこられていますし。
――当然、ご両親は、現在のあずきさんの生活実態についてご存知ないわけですよね。
あずき:母はほとんどを知っています。きっかけは未成年のときにホストの売掛金を払えなかったことがあって、親に連絡が行ったんですよ。それで両親にバレてしまって。
――厳格なご両親の反応は。
あずき:確かに威厳はあるんですが、怒鳴ったりはしないんですよ。「どうして通うことになったのかな?」「きっかけはなにかあるのかな?」と。まるで取り調べみたいでした(笑)。現在、父にはガールズバー勤務だと伝えていて、母にはほぼ全部知られています。母からは「私たちの立場もあるから、警察のご厄介にだけはならないでよ〜」と言われています。

