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フラれた腹いせに放火し少年院へ…「6人に20年粘着」した元ストーカーが明かす、拒絶の言葉すら“接点”になる歪んだ心理

フラれた腹いせに放火し少年院へ…「6人に20年粘着」した元ストーカーが明かす、拒絶の言葉すら“接点”になる歪んだ心理

ストーカー被害者からの相談や加害者の更生を請け負う団体「ストーカー・リカバリー・サポート」は今年、設立10年目になる。同団体を運営する守屋秀勝さん(60歳)は、自身も過去に6人の女性にストーカー行為をおこなった“元加害者”。「ストーカーは依存症」と話す守屋さんは、どのようにして立ち直り、自らの過去とどう向き合っているのか――。

守屋秀勝さん
守屋秀勝さん

◆フラれた腹いせで豚小屋に放火

――ご自身がまさにストーカーだったとのことですが、その期間や態様について教えてください。

守屋秀勝(以下、守屋):事実です。私は多くのメディアで「6人の女性に対して計20年ほどにわたって過去にストーカーをおこなった」とお話しています。もちろん、ずっとストーカーをしていたわけではなく、断続的にやっていました。ただ、思い返してみると、その原点は高校時代にあったように感じます。

 私は長野県が地元なのですが、高校時代に後輩の女性と交際していました。今思えば「子どもの恋愛」で、2ヶ月くらいでフラれてしまったんです。しかし私はまだ好きでしたし、好意を一方的に遮断されたことに怒りを感じました。そこで、「お前のせいで俺はこんなことをしているんだ」と相手にわからせたくて、知らない人が所有している豚小屋に火を放ったんです。

――歪んでいますね。

守屋:まったくそうなんです。しかし、当時は相手が「私のせいで彼がこんな犯罪に手を染めてしまった」と思ってくれると考えていたんですね。私は豚小屋に火を放つと、自ら警察に電話しています。そこで、非現住建造物等放火罪(刑法109条)の容疑で逮捕され、中等少年院に送られることになりました。

◆高1の春に一度補導されていた

――怒りを感じて放火、というのが通常の感覚だとわからないのですが……。

守屋:昔から、怒りを感じると歯止めが効かなくなる傾向はありました。実は放火は初めてではなく、自宅に火を放ったことがあります。全日制高校に入学したばかりの高1の春のことです。現住建造物放火未遂罪で警察署にて補導されたものの、当日帰宅できました。この約半年後、家庭裁判所で不処分となっています。この件については学校で処分もありませんでした。その後、まったく別件を起こして退学になり定時制の高校に通うことになって、先の事件を起こすわけですが……。

――言われてみれば、その事件がストーカーの原点だったようにも感じますね。

守屋:実際、その8年後に当時の被害者(後輩)と再会して、またつきまとうんです。後輩は6人の被害者のうちのひとりということになります。


配信元: 日刊SPA!

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