◆実家の生活も支える立場として「デビューして良かった」

五条:後悔はないですね。むしろ、もっと早く始めていたかったくらいです。20歳の私に会えるなら「早くやったほうがいいよ!」って伝えたいです(笑)。
……それに、実はお父さんが病気になってしまって、働けないんですよ。お母さんも病気をしてから働けないので、私が今は実家の生活費やお父さんの医療費など、全部出している状態で。
――それは大変ですね……。
五条:そういう意味でも、デビューして良かったな、と。それにこのお仕事は、比較的時間が自由に作れるので、その点も良かったです。家族との時間を過ごすために実家に帰りやすいですし、3ヶ月に1回は親子3人で旅行にも行っているので。
――家族思いで、素晴らしいです。ただ、グラドルからセクシー女優になると「堕ちた」なんて言われてしまうこともありますが。その点はどうでしょうか。
五条:うーん……昔の考え方かなって(笑)。だって今は、セクシー女優のほうがカワイイ子が多いくらいの時代じゃないですか。
むしろ、グラドルはDVDや写真集が発売されていなくてもなれると言うか、自称できちゃう。
その点、セクシー女優は少なくとも自称できるものじゃないし、グラドルよりレベルが高いんじゃないか、と思えるんです。
――なるほど、面白い見方ですね。
五条:もちろん、いろいろと言われてしまう、偏見もある職業だというのはわかっていますので「堕ちた」って言われたら「そうですね、ごもっともです!」というのも正直な気持ちですけれど(笑)。
でも本当に、始めるのがあと5年早かったら、確実に世界が変わっていた、もっと活躍の場が広がっていたと思います。そのくらい「デビューして良かった」というのが、今の正直な気持ちですね。
あとはアイドル活動がしたいので、できたらもっと最高です(笑)!
<取材・文/蒼樹リュウスケ 写真/杉原洋平>
【蒼樹リュウスケ】
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

