前回はカビの発生条件と、カビが原因の気を付けたい病気について、カビの専門家、真菌医学研究センターの矢口貴志さんに伺いました。今回は家の中のカビや、カビの栄養分になるホコリを減らすポイントを教えてもらいます。
夏前に気を付けたい「家のカビ」

第1回目では、家の中で繁殖するカビについてと、カビが原因で起こる病気について解説しました。
「温度が20〜30℃、湿度が60%以上」というカビの繁殖条件に、まさに当てはまる梅雨のシーズン。ここからは、カビの繁殖を抑えるための、効果的な掃除方法や掃除のタイミングなど、6つのポイントを解説します。お風呂、台所、エアコン、布団など、掃除の方法があっているか、確認してみてください。
ポイント1:お風呂掃除は天井から始める

湿気の多い浴室は、家の中で一番カビが発生しやすい場所です。浴室のカビ対策は、まず使用後の乾燥を徹底すること。
それでもカビが発生したら、塩素系のカビ取り剤で除去します。
「天井にカビが繁殖していると、浴室中に胞子を降らせ、いくら床や壁を掃除しても、またすぐカビが生えてきてしまいます。長い柄がついたワイパーなどを使って、天井から掃除しましょう」と矢口さん。

