梅雨以降のハンギング管理のコツ

ポイント1 雨に当てっぱなしにしない
ペチュニアの中でも八重咲きの花は雨で花が傷みやすいため、長雨のときは軒下などに移動すると安心です。移動できない場合も、花がらや傷んだ葉をこまめに取り除きます。
ポイント2 株元の風通しを確保する
ハンギングは表面が花で覆われると、内側が蒸れやすくなります。混み合った部分は軽くすき、枯れ葉をためないようにします。
ポイント3 水切れと過湿の両方に注意
梅雨時は水やりを控えめにしがちですが、ハンギングは意外に乾くことがあります。水苔が乾いていたら水を与えます。
ポイント4 肥料は回復に合わせて
切り戻し後は、規定倍率に薄めた活力剤や液体肥料を使って株の回復をサポートします。その後も新芽の動きや株の状態を見ながら、濃くしすぎず、表示の倍率を守って与えます。
まとめ|切り戻して長く楽しもう

半円形のスリット式ハンギングは、最初に10株以上たっぷり花を使います。ですから、できる限り長く美しく楽しみたいものです。タイミングよく切り戻しを繰り返せば、ペチュニアは秋まで花を咲かせてくれます。満開の姿が美しいぶん、切り戻すのに勇気がいるものですが、梅雨前に一度整えておくことで、株の蒸れを防ぎ、夏に向けて再び花を咲かせる準備ができます。
また、梅雨以降のハンギングは、ペチュニアだけでなく、ベゴニアやカラーリーフなどを取り入れることで、花が少ない時期も涼やかに楽しめます。
切る、整える、休ませる。そしてまた咲かせる。
そんなリズムを知ると、ハンギングバスケットは春だけでなく、梅雨から夏の庭でも頼もしい存在になりますよ。
Credit 寄せ植え制作&アドバイス / 武島由美子
愛知県Anne’s Garden主宰。一般社団法人日本ハンギングバスケット協会理事。日本フラワーデザイナー協会(NFD)1級フラワーデザイナー。個人邸や店舗、ショーガーデンなどのガーデンプランニングや植栽管理のほか、コンテナガーデンスクールや日本ハンギングバスケット協会認定試験スクール、フラワーアレンジメントスクールなど複数の教室を主催。地植えの庭からコンテナ、ハンギング、フラワーアレンジメントまで、屋内外あらゆるシーンを花で彩る美しい暮らしを提案。
まとめ・写真 / 3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!
