景況感悪化は一服、「いちごがよく売れている」スーパー店員の声も
4月「価格or物価」関連判断DIは現状34.3、先行き32.2と、3月の現状34.1、先行き31.7に比べ下げ止まりに。2月の「価格or物価」関連判断DIは、現状が46.3、先行き判断DIは46.2と物価の落ち着き傾向を反映し、それなりに高めの水準になっていましたが、2月末からの中東情勢緊迫化、原油価格などの上昇から、3月の「価格or物価」関連判断DIは各々、34.1、31.7と大きく低下しました。4月の「価格or物価」関連判断DIは各々、34.3、32.2と低い水準ながら下げ止まり、景況感悪化が一服しました。「野菜の価格がかなり下がったため、よく売れており、いちごの収穫も最盛期でよく売れている」という、近畿のスーパー・店員のコメントがありました。
コメントしたウォッチャー数を先行き判断でみると、2月の266人から3月は541人に大幅に増加し、DIの低下と回答人数の増加の両面で、景況感の足を引っ張りましたが、4月は446人でやや落ち着きました。
[図表6]「価格or物価」関連現状判断DI・先行き判断DIの推移 (出所)内閣府「景気ウォッチャー調査」より作成
例年より気温が高い予報、集客に影響か…ゴルフ場従業員が懸念
4月の「気温」関連現状判断DIは54.5と3ヵ月連続50超。先行きは4ヵ月ぶり50割れ。4月の「気温」関連現状判断DIは54.5と3ヵ月連続で、判断の分岐点の50超になりました。「気温の上昇に伴い、春物ファッションを軸に好調となっており、新生活需要や各種ギフトも活況である」という、近畿の百貨店・広報担当のコメントがありました。4月の「気温」関連先行き判断DIは43.2となり、4ヵ月ぶりに判断の分岐点の50を割り込みました。北関東のゴルフ場・従業員の「物価高の影響に続き、原油価格高騰、電気やガス料金の高騰で、ひっ迫しそうである。また、天候について、例年より気温が高い予報が出ているため、集客にも影響が出てくると予想している」というコメントがありました。
[図表7]2025年8月~2026年4月の気温関連DI (出所)内閣府データから筆者作成
