◆富士山のラストショットは「急遽追加」だった
——映画を観て、主人公の「富士子」という名前がとても印象に残りました。そしてラストに富士山のショットが映されたことで、最後に背中をもう一押しされた感覚になりました。MEGUMI:今作は海外にかなりリーチしたいという強い思いがありまして。日本人の女性の名前で外国の方に響くって、やっぱり富士山から「富士子」かなと。富士山のショットは、実は最初に海外の映画祭に行った時に「富士山、出てこないんですね」「絶対出なきゃダメだよ」とめちゃくちゃ言われて、慌てて急遽入れたんです。
——そうなんですね! 日本人の観客としても、大正解だと感じました。
MEGUMI:そうですね。入れてよかったと思います。
◆30代、収入が10分の1に…「起きた瞬間から不安だった」

MEGUMI:30代は子どもができたこともあって、急に“ママタレント”という方向になりかけていたんです。でも私は芝居をやりたいと思っていたので、絶対に嫌でした。でもそうなってくると、仕事がなくなり、お金もなくなったんです。昔、ガーっと仕事をしてたので、お金のことは何も考えないで使いまくっていまして……。それが稼いでいた額の10分の1ぐらいの収入にまでなったところで、「うわ、お金ない、やば!」と(苦笑)。
——精神的なキツさもありましたか?
MEGUMI:起きた瞬間から不安でした。「どうしよう、この先大丈夫かな」と。もともとネガティブ思考なところに、一個はまっちゃうと抜けられないタイプではあるんですよ。

