『ポケット詩集』 田中和雄 著(童話屋)

子どもの本を出版する童話屋のロングセラーシリーズ第1巻。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」、石垣りんの「表札」、茨木のり子の「自分の感受性くらい」など、詩人27人の代表作を選んで収録。ひがしさんが何度も読み返すのは真壁仁の「峠」。峠や道などから想像を広げ、旅や人生になぞらえていく。
『日本の神々』 白洲正子、堀越光信、野本寛一、岡田莊司 著(新潮社)

京都の松尾大社や奈良の薬師寺などの普段見ることのできない神像や、信仰の対象となってきた山や磐座(いわくら)、木などを写真で紹介。目を引くのは、主に神社で伝えられてきた神に供える神饌(しんせん)。土着的ともいえる独特の儀式は、無宗教といわれる日本人にとって神とはどういう存在なのかを考えさせる。

