白色ライトだけが正解? 育成ライトのプロに聞く、植物も暮らしも心地よい“暖色光”という選択肢

白色ライトだけが正解? 育成ライトのプロに聞く、植物も暮らしも心地よい“暖色光”という選択肢

暖色光では植物は育たないの?

BRIMに聞いた、白色光と暖色光の違い

まず、白色光と暖色光では、含まれる光のバランスに違いがあります。

白色か、暖色か

一般的に、色温度の高い白色系の光には青色の波長が比較的多く含まれています。
一方で、色温度の低い暖色系の光には赤色の波長が比較的多く含まれています。

そのため、

  • 白色系の光は葉や茎の成長を促す傾向
    パキポディオイデス
  • 暖色系の光は開花や結実を促す傾向
    ウィンゾリー

があるとされています。

ただし、白色モデルも暖色モデルもフルスペクトル設計の育成ライトであれば、光の色だけで育成結果に大きな差が生じるわけではありません。

BRIMが販売する育成ライトは、白色モデル同様、暖色モデルも植物の生育に必要とされる幅広い波長を含み、照度も白色モデルと同等に設計されています。

つまり白色と暖色の違いは、植物の生育を大きく左右する決定的な差というよりも、光の傾向の違いと捉えて問題ないでしょう。

比較

実際BRIMでは、白色系モデルが不動の人気を誇る一方で、園芸店や、植物も取り扱うインテリアショップなどでは、店舗空間の雰囲気を重視して暖色系モデルを選ぶケースも少なくないといいます。
「白色だから育つ」「暖色だから育たない」という単純な話ではなく、それぞれに特徴があるということです。

🌡【色温度とは?】 ▼補足:🌡【色温度とは?】
色温度表 色温度とは、光の色味を表す指標です。
単位はK(ケルビン)で表され、数値が高いほど青みを帯びた白色光に、低いほど赤みを帯びた暖色光になります。
例えば、昼間の青空のような光は高色温度、夕暮れや電球のような光は低色温度です。
植物育成LEDライトでは、この色温度によって光の見え方や空間の雰囲気が変わります。

育成ライト選びは「暮らし」との相性も大切

重要なのは、「白色だから育つ」「暖色だから育たない」と考えるのではなく、まずは植物に必要な光を補えているかどうか。

比較野郎

特に室内で植物を育てる場合、植物にとって十分な光を確保すること自体が難しいケースも少なくありません。
そうした環境においては、色温度の違いを気にする前に、まずは育成ライトという選択肢を取り入れること自体が植物にとって大きな助けになるのです。

BRIM担当者曰く、
「まずは育成ライトを導入できた時点で十分合格点👍🏻 それがフルスペクトル光であれば満点💯です。」

だからこそBRIMでは、「どちらが優れているか」ではなく、「どちらが暮らしに合っているか」という視点で育成ライトを選ぶことも大切だと考えています。

なぜメーカーは暖色系モデルを作ったのか

暖色

育成性能だけでは解決できない悩み

植物を室内で育てるということは、同時に人もその空間で暮らしているということでもあります。
例えばリビングやダイニングに植物を飾っている場合、育成ライトは毎日数時間、ときには半日近く点灯し続けることになります。
そのため、「植物が育つかどうか」だけでなく、「その光の中で心地よく過ごせるか」という視点も無視できません。

実際にBRIMへ話を聞くと、暖色系モデルを開発した最大の理由は、「育成性能とインテリア、暮らしとの調和を両立したかったから」だといいます。

うちの居間

何よりもこの取材を受けてくれた担当者ご自身もビザールプランツの愛好家であり、生活との調和を重視したいという思いを持っていました。
既存の照明が暖色系なのに、育成ライトだけが白く輝いていると、どうしても空間の中で浮いて見えてしまいがち。
植物にとってはよい環境でも、人にとっては落ち着かない。
そんな悩みを解決するために生まれたのが、暖色系モデルでした。

育成ライトは植物のための道具であると同時に、特に1〜3鉢といった少ない鉢数をリビングや寝室でインテリアグリーンとして楽しむライトユーザーにとっては、人が暮らす空間の照明の一部でもあります。
だからこそ、育成性能だけでは解決できない課題があったのです。

筆者宅でも「光」が気になることがある

ビザールプランツマニアにとって、育成ライトは見慣れた存在です。
しかし、それは育てている本人の感覚かもしれません。

我が家でも、塊根を中心にビザールプランツを育てているのは主に筆者ですが、同じ空間で暮らしている妻にとっては、煌々と光る白色育成ライトの光が、また違った見え方をしているのです。

わがコレクション

食事の場でもあるリビングダイニングに植物棚があるため、慣れたとはいえ、夕方以降はやはり白色光の存在感が気になることがしばしばあるといいます。
それはそうですよね。愛好家にとっては「植物のための光」でも、家族にとっては、単純に「すごく明るい光」なのです。

植物のためだけではなく、人の暮らしのためにも光を選ぶ。
暖色光の育成ライトは、育成性能を妥協するのではなく、🪴植物と👫人が心地よく共存するための選択肢なのかもしれません。

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