血管を守るきれいな「善玉血液」と、血管を傷つけるドロドロ「悪玉血液」。あなたの血液はどっち? 実は、健康診断の項目で判断することができます。血液の状態を示す5つのポイントを押さえ、悪玉血液のリスクを早期に発見しましょう。
教えてくれたのは渡邊剛(わたなべ・ごう)さん
ニューハート・ワタナベ国際病院総長。心臓血管外科医。医学博士。ドイツへ留学中、2000件にわたる心臓手術を経験。32歳で日本人として最年少で心臓移植の執刀を担当。2019年から6年連続で年間心臓ロボット手術の執刀数世界一。著書に『世界一の心臓血管外科医が教える 善玉血液のつくり方』(あさ出版)
血管をボロボロにする「悪玉血液」と守る「善玉血液」
前回は、血管を守るカギは血管そのものではなく、流れる血液の質にあり、大切なのは「善玉血液」ということをお伝えしました。今回は、どんな血液が「悪玉血液」なのか詳しく解説していきます。
血管がボロボロになる前に食い止めるには、血管の中を流れる「血液」に目を向けることが大切です。
同じ血管でも、汚い血液が流れれば早くボロボロになるし、きれいな血液が流れれば、血管そのものの加齢による劣化は止められなくても、内側から始まる劣化は食い止めることができます。
きれいな血液なら、少なくとも劣化のスピードを遅らせられるということです。
この血管をボロボロにする汚い血液を「悪玉血液」、劣化を遅らせるきれいな血液を「善玉血液」として話を進めていくことにします。

