バジルの育て方

バジル栽培をはじめるには
苗を入手して育てれば確実ですが、種まきから育てるのも比較的簡単です。バジルのタネは比較的安価な値段で流通しており、発芽率もよいです。バジルをたくさん育てたい場合は、種まきから育てるのがおすすめです。また種子のほうが入手しやすい場合もあります。
適した環境・置き場所
屋外の日当たりと風通しのよい場所が適しますが、風当りの強い場所は避けてください。室内の明るい日陰でも育ちますが、徒長気味の株姿になります。
生育適温は20℃以上で、夏を中心に温度の高い時期に最もよく生育します。
水やりと肥料
乾燥に比較的強いですが、乾燥気味に育てると葉は硬くなります。地植えした場合は夏に土壌が乾燥したら水やりするとよいでしょう。鉢植えは、水切れさせないよう十分に水やりしてください。
肥料は、生育期間中に肥料を切らさないように与えると、質のよい葉を多く収穫できます。ただし油かすなど窒素分の多い肥料を与えると苦みが強くなり、アブラムシなども発生しやすくなります。
病害虫
バッタなどによる葉の食害が多いです。また地植えした場合は、ベト病によって全滅することが多くなっています。日当たりと風通しのよい環境で育てるようにしてください。また室内で育てたほうが病害虫の被害が少ないですが、ハダニが発生することがあります。
順調だったバジルが突然全滅…
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バジルの見分け方のポイント

- 単にバジルという場合はスイートバジル、またはバジリカム種をさす
- バジルとホーリーバジルは別の種類
- ホーリーバジルとタイバジル、シナモンバジルが混同されやすい
- レモンバジルやアフリカンブルーバジルなど種間交配種がある
バジルは料理だけでなく、鉢植えを窓際に置けば虫よけの効果が期待できます。ブロンズリーフの品種は、花壇のおしゃれなアクセントになります。アフリカンブルーバジルは室内で冬越しさせれば長く花を楽しめ、葉も料理に使えます。シナモンやレモン、クローブなど、用途によって使い分けても楽しいでしょう。さまざまなバジルを育てて、豊かなハーバルライフを楽しんでください。
Credit 文 / 小川恭弘 - 園芸研究家 -
おがわ・やすひろ/1988年、東京農業大学農学部農学科卒業。千葉県館山市の植物園「南房パラダイス」にて観葉植物、熱帯花木、熱帯果樹、多肉植物、ランなど温室植物全般と花壇や戸外植物の育成管理のほか、園全体のマネジメントなどの業務に18年携わる。現在フリーランスとして活動。著書に『わかりやすい観葉植物』(大泉書店)、『ハイビスカス』(NHK出版)がある。