◆【タイプ③】意見の根拠を自分以外に丸投げする
![[隣の(毒)社員]撃退マニュアル](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2026/7/1785456086104_alrfq55fkyv.jpg?maxwidth=800)
IT大国・中国の企業から転職してきた10歳年上の上司と二人三脚で進めるはずだったが、その相棒こそ「スベスベマンジュウガニ型」毒社員だった。彼らは元から毒を持つわけではない。捕食した餌から毒を蓄積することで“借り物”の毒をまとうのだ。
「市場調査を重ね、企画案の資料を作り込み、企画会議で意見交換しようと考えていた矢先。『僕のClaudeに相談したら、この案は違うって言っているんだよね』と、上司がAIの回答をそのままダメ出しの根拠にしたんです。会議の場は一瞬凍りつきました。企画のような正解のない仕事でAIを“絶対の根拠”と持ち出されたら、議論の余地がない。一緒に仕事するのは無理だと思いました」
◆このタイプはAIを“鎧”にしている
山下氏はこのタイプについて「実力への劣等感や被害者意識を隠すため、AIを“鎧”にしている」と説く。「自分の意見だけで反論する自信がないから、自分の考えより『正しく見えるもの』へ依存するのです。いわばAIという虎の威を借りて、存在意義を示そうとしている状態。自分を守れるなら、武器は何だっていいんです」
彼らにどう向き合うのが正解か。益田氏が語る。
「『AIはそう言いますが、あくまで教科書的な話にすぎず、現場ではこう対応するのが効果的』と、AIには見えない“現場の感覚”を伝えるのがコツです。あとは、ポケモンバトルじゃないですが、こちらもAIに聞き、同じ土俵で議論するのもいい」
さらに、安藤氏は「引くことも戦略」と説く。
「決裁権は上司にある。『上司の責任』と諦めて割り切ることです。正しさを証明しようとするほど、自分だけが毒に侵されていきます」
手放すことも戦略なのだ。
スベスベマンジュウガニ型毒社員
危険度:★★
撃退方法:AIに代替できない現場の肌感覚で根気よく説明しながら自分もAIで対抗。それでもダメなら言うことを聞いてラクするのも吉。

