お盆過ぎの準備が肝心! 後藤みどりさんに教わる、秋バラを美しく咲かせる鉢植えバラの夏剪定の新常識

お盆過ぎの準備が肝心! 後藤みどりさんに教わる、秋バラを美しく咲かせる鉢植えバラの夏剪定の新常識

【実践】鉢植えバラをコンパクトに仕立てる剪定術

ベランダや狭い庭でバラを育てる場合、株をコンパクトに保ちつつ、風通しを確保することが重要です。8号鉢の「ウィンディー・ナイト」を用いて、後藤さん直伝の夏剪定をステップを追って見ていきましょう。

ステップ1 「仮剪定」で株をスッキリさせる

いきなり完成形を目指して切るのではなく、まずは全体の花がらやつぼみをすべて切り落とします。これにより、株全体の枝ぶりが見えやすくなり、本番の剪定がスムーズになります。

ステップ2 基準となる「物差し枝」を決める

一番太くて立派な枝を「物差し(基準)」にします。

ステップ3 上から1/3を目安に「本剪定」

基準となる枝が決まったら、樹高の上から約1/3程度まで切り戻します。切る位置は、よい芽が出そうなしっかりとした節の上でカットします。浅い剪定になると花が小さくなってしまうため、太い枝のところまでしっかりと切り戻すのがコツです。他の枝も基準の枝の高さに合わせて切っていきます。

ステップ4 不要な枝を整理して「風の通り道」を作る

(cap)内側に向かって伸びている枝を剪定。

株の内側に向かって伸びている枝や、枝が重なり合っている部分は、より元気な枝を残して元から切ります。また、明らかに細い枝は思い切って整理し、太い枝に栄養を集中させます。コンパクトな樹形を維持し、光と風を株の中心まで届けることが、健やかな生育と開花につながります。

(cap)剪定後に上から眺めて、切り口(赤丸)の太さがおおむね揃っていればOK。

バラの夏剪定後の手入れ

夏剪定をして風通しもよくなった1鉢。秋の開花に向けて生育を始める。

剪定後には水やりをして、肥料を補給し、力強い新芽の伸びをサポートしましょう。猛暑が続いている場合、鉢植えは1日2回の水やりが必要になることもあります。

あなたにおすすめ