ハゲイトウの育て方・日常の手入れ

水やり
地植えした場合は、ほとんど水やりの必要はありません。ただし夏に長期間雨が降らず、土壌がひどく乾燥したら水やりしてください。
鉢植えやプランターで育てている場合は、用土の表面が乾いたらたっぷり水やりしてください。夏に株が大きく育ってくると、水切れしやすいので注意してください。水やりが不十分だと、下葉が枯れあがってきます。
肥料
油かすなどの窒素分が多い肥料を与えると葉色が鮮明にならず、軟弱に育って強風などで倒れやすくなります。
腐葉土や堆肥などを混ぜて土づくりした土壌なら、元肥を施せば追肥しなくてよいでしょう。
鉢植えやプランターで育てている場合は、6~8月に3要素が等量くらい含まれた緩効性化成肥料などを規定量の半分程度与えてください。
病害虫
目立った病害虫の被害は少ないです。小苗のうちは、ナメクジやイモムシ類の食害に注意してください。また軟弱に育つとアブラムシが発生することがあります。
間引き
花壇などに直まきした場合は、株間20~30cmくらいになるように間引きしてください。あまり間引きせず密植気味にすると、株が小さくなって全体的にコンパクトな株姿になります。
支柱立て
背が高くなってくると強風で倒れることがあります。支柱を立てて支えてください。
ハゲイトウの栽培ポイント

- 日当たりと風通しのよい場所で育てる
- 過湿にすると根腐れする
- 特に窒素分など、肥料の与えすぎに注意
- 直まきで育ちやすく、移植を嫌う
花壇では色彩豊かな葉はよく目立ち、草丈も高いので植栽のよいアクセントになります。いろいろな品種を混合して多くの株を群生させても非常に見応えがあります。初心者でも種子から育てやすく、手間がかかりません。ハゲイトウを育てれば、夏から秋にワンランク上の見応えのあるガーデニングを楽しめることでしょう。
Credit 文 / 小川恭弘 - 園芸研究家 -
おがわ・やすひろ/1988年、東京農業大学農学部農学科卒業。千葉県館山市の植物園「南房パラダイス」にて観葉植物、熱帯花木、熱帯果樹、多肉植物、ランなど温室植物全般と花壇や戸外植物の育成管理のほか、園全体のマネジメントなどの業務に18年携わる。現在フリーランスとして活動。著書に『わかりやすい観葉植物』(大泉書店)、『ハイビスカス』(NHK出版)がある。