「そろそろマイホームが欲しいけれど、頭金が払えない……」と、自己資金がなくて悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
マイホームを購入する際には、必ずしも、頭金を払わなければいけないという決まりはありません。
そこで今回は、子育て世代と、年収別の住宅購入事情についてまとめ、頭金なしの住宅購入についてもまとめました。
持ち家を検討中の人は、ぜひ参考にしてください。
子育て世代が持ち家を購入している割合は6割以上
株式会社小学館が運営するウェブメディア「HugKum」の調査では、子育て世代の世帯年収で、最も多かったのは500万~600万円であり、持ち家を購入済みの家庭は6割以上とのこと。
持ち家は、「一戸建て」と「マンションなどの集合住宅」に分けられ、それぞれの内訳は、一戸建てが53.6%、集合住宅が14.4%でした。
子どもが生まれて家族が増えることは、人生において大きなライフイベントですので、持ち家を検討するきっかけになるのかもしれません。
年収によって物件価格にどれほどの違いが見られるのか
持ち家を購入する際に、年収によって、物件価格にどれほどの違いが見られるのでしょうか。
株式会社りそなホールディングスの調査によると、初めて購入した住宅の物件価格で、最も多かったのは、3000万円超~4000万円以下(32.6%)でした。
世帯年収別に見てみると、世帯年収が500万円未満では「3000万円以下」の物件が、世帯年収500万円~700万円未満では「3000万円超~4000万円以下」の物件が、世帯年収700万円~1000万円未満では「3000万円超~4000万円以下」の物件が、世帯年収が1000万円以上では「4000万円超~5000万円以下」の物件が最も多く購入されていることが分かりました。
世帯年収のおよそ4~6倍の物件を購入していることが、結果からうかがえます。
配信: ファイナンシャルフィールド