日雇いバイト先への税務調査
税務調査で副業が発覚するケースもあります。そう言われると、副業の収入は少ないので、自分が調査される心配はないと考えるかもしれません。
しかし、日雇いバイト先の税務調査によって、自分の会社に知られる可能性もあるのです。
前述のように、日雇いバイト先には自分に支払った金額のデータが残っています。経費として帳簿にも記載されているので、調査の対象となります。そして、個人への支払いがあると分かれば、それを受け取った人物に関しても、正しく納税を済ませているのか確認します。
問題があると判明した場合、その人物は修正申告などの指示を受けて、すみやかに対応しなければなりません。その結果、自治体で住民税が再計算されて、会社にあらためて通知されます。これを受けた担当者が不審に思って調べると、副業の事実が明らかになってしまいます。
社会人として会社のルールを守ることが大事!
現金手渡しの日雇いバイトを選んでも、住民税や年末調整のチェックをはじめとして、副業の事実を知られるきっかけは意外と多いです。うっかり同僚に話したせいで会社側に知られるようなケースもあります。
減給などのペナルティーが生じて、収入が減ってしまっては本末転倒です。本業で成果を上げたり副業の解禁をお願いしたりするなど、会社のルールを守りながら収入アップを目指しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
配信: ファイナンシャルフィールド
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