灯油の買い出しが大変なので「ガスのファンヒーター」を検討しています。コスパは良いでしょうか?

ガスファンヒーターの利便性に魅力を感じ、コストパフォーマンスに関心を持っている方は多いようです。コストの優劣が理解できることで、現在の暖房器具との比較も容易になります。
 
本記事では、ガスファンヒーターの燃費やガス代を節約する方法について詳しく解説します。ガスファンヒーターの燃費に対する理解を深めて、購入を判断する際に役立てください。

ガスファンヒーターの燃費

大阪ガスによれば、ガスファンヒーターの燃費は「1時間あたり約12円~(※)」です。この金額には、ガスファンヒーターを運転するための電気代(約0.3~0.5円/h)も含まれています。

 

例えば、上記の燃費で1日8時間、1ヶ月30日使用した場合のコストは、次のとおりです。

 

●1日8時間使用:約96円~

●1ヶ月30日使用:約2880円~

 

このように、ガスファンヒーターは比較的経済的に利用が可能です。

 

ただし、燃費は製品や使用状況によって異なります。なお、プロパンガスを使用するガスファンヒーターの場合、上記のコストよりも高くなる可能性があります。

 

※外気温5℃、木造住宅6畳、室温20℃、都市ガス(13A)の場合

※電気代は電気ヒーターの暖房能力が1.2kWの場合

 

ガスファンヒーターのガス代を節約する方法

ガスファンヒーターのガス代をおさえる方法には、設定温度を低くする、タイマー機能を活用する、フィルターをこまめに掃除する、エコ機能・省エネ機能を活用するなどが挙げられます。

 

これらの方法を実践することで、ガスの使用量を減少させ、ガス代の節約が可能です。

 

本項では、ガスファンヒーターのガス代を節約する方法について詳しく見ていきましょう。

 

設定温度を低くする

設定温度を下げることで、ガスや電気の使用量を減らせるので、それがコスト削減につながります。

 

「普段より1度下げる」など、負担のない範囲で設定温度を低くすることを考えてみましょう。

 

タイマー機能を活用する

タイマー機能を利用することで、ファンヒーターを無駄なく効率的に利用可能です。これにより、ガスの無駄遣いを防ぎ、ガス代を節約できます。

 

また、外出前や就寝前にタイマー機能を活用することで、安全性も向上します。

 

フィルターをこまめに掃除する

ガスファンヒーターのフィルターはこまめに掃除しましょう。ホコリなどがフィルターに付着すると、空気の流れに悪影響を及ぼし、暖房効率が低下するためです。これにより、ガスファンヒーターの利用時間が長くなり、結果としてガス代が高くなります。

 

フィルターを定期的に清潔に保つことで、暖房効率が向上し、ガス代の節約に寄与します。

 

エコ機能・省エネ機能を活用する

エコ機能や省エネ機能を活用すると、通常モードと比較してガスの使用量を削減できるため、ガス代を節約できます。ただし、通常モードと比べると室内が暖まるまでのスピードが遅くなる可能性があります。

 

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