私は「80歳」で死ぬ予定ですし「貯蓄1000万円」なので、65歳からの老後生活は大丈夫ですよね? あまり長生きする気がしません…

100歳も増加の一途

ひと昔前に比べて、身近に100歳以上の人が増えたと思いませんか? それもそのはずで、厚生労働省によると2023年年度中に100歳になる人は4万7107人で、前年度比で1966人増となっています。

そして100歳以上の高齢者の数は9万2139人ですが、1963年にはわずか153人だったそうです。その後、1981年に1000人を超え、1998年に1万人突破、2012年で5万人を超え、2023年は10万人に迫っています。特に、ここ25年で約1万人が約10万人に急増しているところを見ると、これから先も増え続けるのではないでしょうか。

 

まとめ

貯蓄1000万円で80歳までの老後生活は、病気など突然の出費が重ならなければ無事に送ることができそうです。ただ、100歳以上生きる可能性も十分にあるので、80歳で幕になることを前提にした計画をおすすめすることはできません。これからの時代の老後生活は、100歳をめどに計画した方がいいかもしれません。

 

出典

日本年金機構 令和5年4月分からの年金額等について

総務省統計局 家計調査 家計収支編 2022年

厚生労働省 令和4年簡易生命表の概況 1主な年齢の平均余命

厚生労働省 百歳高齢者表彰の対象者は47,107人

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

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