「年収1000万円」は、会社員として年収アップを目指していく人にとって、目標の1つになるのではないでしょうか。
年収1000万円になると2022年の平均年収である458万円の2倍以上なので、悠々自適な生活を想像してしまいがちです。子どもがいる人であれば私立小学校一択でしょうか。
しかし、実際に計算してみると意外と余裕はなさそうです。本記事で解説します。
年収1000万円超は5%
まず年収1000万円を稼いでいる人がどのくらいいるのかを知っておきましょう。国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、年収1000万円超は全体の5.4%となっています。ほんの一握りですね。
ちなみに、1000万円超1500万円以下に限定すると4.0%、1500万円を超えている人は全体のわずか1.4%です。
年収1000万円の手取りは740万円程度
年収に対する手取りの割合は70%から80%と言われています。同じ年収1000万円であっても、手取りの割合は扶養家族の有無などによって多少変わるので、700万円から780万円程度を目安と考えましょう。
本記事では、間をとって740万円で計算を進めていきます。月々の手取りは約62万円となります。
配信: ファイナンシャルフィールド