年収400万円で「レクサス」の購入を考えています。「残クレ」なら大丈夫だと思うのですが、周囲からは反対されています。やはり無謀でしょうか…?

レクサスは高級車として人気なので、いつか乗ってみたいと考えている人も多いのではないでしょうか? 憧れのレクサスを手に入れようとしたとき、気になるのが購入費や維持費です。一括購入できる貯金がなければローンを借りるのも選択肢の一つですが、年収が高くない場合、ローン審査を通過し、返済していくことは可能なのでしょうか?
 
そこで本記事では、年収400万円でレクサスを購入できるのかを解説していきます。なお、本記事の内容はすべて2024年4月11日時点の情報となります。

レクサスも500万円前後で購入できる車種がある

レクサスにも多くの車種があり、車種やオプションごとに金額が異なります。高い車種だと1000万円を超えるので、一般的な年収だと手が届きそうにありません。しかし、500万円を下回る車種もあるので、「レクサスを購入する」ことが目的なのであれば価格の安い車種を選ぶとよいでしょう。

 

例えば、レクサスUX300hは販売価格が455万9000円と、500万円以下で購入可能です。

 

レクサスの購入方法

自動車の購入方法も様々な種類があります。自動車ローン、残価クレジット、サブスクリプションなどが一般的です。

 

自動車ローンを利用する

最も一般的な自動車の購入方法は自動車ローンでしょう。自動車ローンには審査がありますが、審査に通れば融資を受け、自動車を購入することが可能です。ローンの審査基準は各社によって異なり明確に示されていませんが、重要な項目の1つに「年収」があります。

 

年収は返済能力を確認する項目の1つで、一般的な借入可能額の目安は年収の3分の1とされています。ある金融機関では「車のローンでは年収以外の要素も含めて総合的に審査される」と解説していますが、この借入可能目安額を当てはめるなら、年収400万円の借入可能額は約130万円です。足りない金額については貯金し、頭金として支払います。

 

残価クレジットを利用する

残価クレジットを利用することも選択肢の1つです。

 

残価クレジットは、下取りに出した際の金額(残価)を設定し、残価を差し引いた金額を自動車ローンのように分割で支払いをしていきます。そして、最終回に自動車を乗り換えるか、返却することで残価分の支払いをしなくても済む仕組みです。しかし、自動車を乗り続けるためには残価分を支払う必要があります。

 

残価クレジットは残価分を差し引いた金額を支払っていくので、自動車ローンよりも返済額は一般的に安いのが特徴です。「レクサスUX300h」で150万円の頭金を入れた場合は、月々の支払いが3万1200円、残価分は173万2420円となっています。頭金としてまとまった額は必要ですが、月々3万円台であれば、年収400万円の人でもレクサスの購入が現実的になるといえるでしょう。

 

サブスクリプションを利用する

トヨタでは「KINTO」というサブスクリプションのサービスもあり、レクサスもラインナップされています。サブスクリプションは自動車にかかる費用を合計し、月々に定額の料金を支払っていくシステムです。自動車保険や自動車税、車検などの自動車に必要な維持費がすべて含まれています。

 

そのため、月々の返済額は残価クレジットよりも割高です。具体的には、レクサスUX300hの場合、初期費用が0円のプランは月々6万1600円(ボーナス併用払い)となっています。

 

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