【1ヶ月で4件の結婚式招待】あまり親しくない友人には、ご祝儀「1万円」だけ渡して結婚式不参加は非常識?

同時期にまとめて結婚式の招待が来ると、ご祝儀の金額が負担になることもあるでしょう。中には結婚式を欠席して、ご祝儀「1万円」だけを渡すことは非常識にならないかと考える方もいるでしょう。
 
そこで今回は、結婚式のご祝儀の相場について調べてみました。欠席する場合や、ご祝儀が1万円しか用意できない場合の対応についてもご紹介しますので、参考にしてみてください。

友人の結婚式が4件……。ご祝儀の相場はいくら?

結婚式ではご祝儀が付き物ですが、いくら渡したらいいのか疑問に思う方もいるでしょう。

 

ウェブスターマーケティング株式会社が実施した「結婚式ご祝儀の相場に関するアンケート調査」では、友人の結婚式のご祝儀は3万円が相場であるとの結果が出ています。

 

新郎新婦との関係と参列者の年代別にご祝儀の平均金額をまとめると、表1の通りです。

 

表1

年代 友人 職場 親族
10代後半~24歳 2万3055円 2万3333円 2万3273円
25~29歳 2万7831円 2万8421円 3万8000円
30代 2万9021円 2万7777円 4万5789円
40代以上 3万1923円 3万3636円 6万2500円

※ウェブスターマーケティング株式会社「結婚式ご祝儀の相場に関するアンケート調査」を基に筆者作成

 

友人の結婚式4件に出席するとなると、相場で考えると12万円の出費になることが分かります。

 

あまり親しくない友人の場合……不参加でご祝儀「1万円」だけ渡すのは非常識?

友人の結婚式が同時期に重なってしまう場合、ご祝儀の負担が大きくなるため困ってしまうケースもあるでしょう。だからといって、ご祝儀の金額を予定よりも少なくして出席することには注意が必要です。

 

披露宴で参列者をもてなすのに、料理や引き出物を合計すると1人あたり2万円~2万7000円ほどかかるといわれています。新郎新婦の負担額に気持ちを乗せて、3万円とすることが一般的な考え方のようです。

 

そのため、ご祝儀を少なくすると新郎新婦に負担をかけてしまう可能性があります。ただし披露宴には参加せずに、挙式のみに参加する場合は、料理などは食べないため1万円程度が相場で、お祝いの気持ちとして渡すことができます。

 

挙式・披露宴ともに欠席する場合も、料理分を差し引いて1万円程度をご祝儀として渡すといいでしょう。複数の結婚式が重なってご祝儀が負担だと感じる場合は、あまり親しくない友人の結婚式には参加せずに、1万円を包んでも非常識ではないといえるでしょう。

 

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