友人が31歳で「年収1000万円」を達成しており、焦っているのですが、そんなに稼げる人は少数派ですよね?

31歳で年収を1000万円稼ぐには?

正直なところ、31歳で年収1000万円を稼ごうとするのは、現実的ではありません。もちろん不可能ではありませんが、一朝一夕には不可能でしょう。歩合給が高い営業の仕事などに転職して、成果を出しつづけないかぎり、その目標はほぼ達成できないのが現実です。

 

とはいえ、今よりも1000万円に近い年収を稼ぐことは可能です。その方法としては「平均給与の高い業種で働く」というものがあります。参考までに、国税庁の統計によれば、「電気・ガス・熱供給・水道業」の業種は747万円で、国税庁の分類では一番平均年収の高い業種です。

 

他にも「起業や独立をして、経営者として利益を追求していく」という方法でも、31歳という若さで年収を1000万円稼げる可能性があります。また、給与水準が高く、昇給の体制も整っている大企業で働くことでも、年収を1000万円により近づけることができます。

 

まとめ

1000万円という年収は、統計上、非常に高年収といえます。31歳という若さで、それを実現できているというのであれば、それは相当に珍しいことです。

 

年収は働き方や業界、その他個別の事情で、大きく差がつくものです。あまり他者と比較してばかりいるのではなく、自身の年収はいくらか、望む生活や将来の展望を実現するためにはここからどうしたらよいかなど、自分事として向き合い、建設的に考えていくことをおすすめします。

 

出典

国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査

 

執筆者:柘植輝

行政書士

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ファイナンシャルフィールド
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