後悔しないための子ども用アカウント運用のコツ
設定を整えるだけでなく、日々の運用をどうするかが長期的なトラブル防止につながります。アンケートで見えてきた「使いこなせている家庭」の特徴をもとにポイントをまとめます。
ママのIDを使い回すのはNG

「設定が楽だから」とママのApple IDを共有するのはおすすめしません。写真や連絡先が混ざるだけでなく、子どもが成長して自分専用のIDを作った際に購入済みのアプリやゲームのデータが引き継げないという問題が起きることがあります。最初から子ども専用のアカウントを作っておくことが、後悔しないための基本です。
お下がりを渡す前に必ず初期化する
課金トラブル経験者の機種が「中古お下がり」に偏っている背景には、前のアカウント情報や支払い設定が残ったまま渡されているケースが多いことが考えられます。お下がりを渡す前は必ずiCloudでバックアップをとった上で初期化し、子ども用アカウントで改めてサインインし直しましょう。
Apple IDのサインアウトを禁止して制限を守る
子どもが「設定」からApple IDをサインアウトして制限をリセットしようとするケースがあります。これを防ぐには、スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」→「変更を許可」→「アカウント」を「許可しない」に設定しましょう。これでIDの操作自体がロックされます。制限突破の手口と対策の詳細はiPhoneのペアレンタルコントロール設定と抜け道対策もあわせてご確認ください。
ファミリー共有についてよくある質問
設定や運用を進めていく中で疑問に思いやすいポイントをまとめました。
ファミリー共有はどうやって設定するのですか?
iPhoneの「設定」→自分の名前(Apple ID)→「ファミリー共有」→「メンバーを追加」から設定できます。子ども用のApple IDがない場合は、13歳未満向けの「子ども用アカウントを作成」を選んで情報を入力します。詳しい手順はこの記事内の「子ども専用Appleアカウントの作成・追加」をご覧ください。
子どもが13歳になったらアカウントはどうなりますか?
子どもが13歳になると、本人の意思でファミリー共有から抜ける選択が可能になります。ただし親側の設定で制限を継続させることも可能です。解除したい場合は管理者の端末からファミリー設定を開き、該当のメンバーを削除する手順で進めます。
承認リクエストを見落として課金されてしまいました。取り消せますか?
App Storeのアプリは購入から2週間以内であれば返金申請が可能です。Appleの公式サイト「reportaproblem.apple.com」から申請できます。ただし必ず返金されるわけではないため、普段から通知をしっかり確認する習慣が大切です。
スクリーンタイムの設定が子どものスマホに反映されない場合は?
双方の端末で「デバイス間で共有」がオンになっているか確認しましょう。iCloudの同期の不具合やiOSのバージョンが古いことも原因として考えられます。一度双方の端末を再起動するか、Apple IDのサインアウト・サインインを試すと改善することがほとんどです。
既存の子どものApple IDをファミリー共有に追加できますか?
13歳以上の子ども用Apple IDはファミリー共有に招待できます。「設定」→「ファミリー共有」から招待状を送る形で追加できます。13歳未満の場合は招待ではなく、親のデバイスから子ども用アカウントを作成する手順が必要です。
疑問が解消したら、子どもとスマホの使い方について話し合い、ファミリー共有と合わせてルールを決めておきましょう。ルール決めの具体的な方法は子どものスマホルール・誓約書の作り方も参考にしてください。
