CRP(C反応性蛋白)の数値が高値の原因と注意点は?
白血球数とともに炎症などの評価をするためにCRP(C反応性蛋白)を一緒に調べることが多いです。
感染症・炎症反応
感染症の場合、CRPが高値となる事が多いです。細菌感染では白血球とCRPの両方が上がりやすいですが、ウイルス感染では白血球が低めに出ることもあります。また、関節リウマチなどの膠原病、炎症性腸疾患、心筋梗塞などでもCRPは上昇します。
ストレス・喫煙・薬剤の影響
ストレスや喫煙、ステロイド薬の使用などは白血球数を増加させますが、CRPの動きとは必ずしも一致しません(ステロイドはCRPを低下させます)。
白血病などの疾患
白血病などの血液のがんでも、病期や感染の合併によりCRPが上昇することがあります。
血液検査で白血球・CRPの数値が低い場合の原因は?
血液検査で白血球数が3000/μL以下の場合を低値とします。
ウイルス感染後による白血球の低下
多くのウイルス感染が起こると、一時的に骨髄での造血が減少し、白血球数が低下します。通常は1週間程度で回復します。
抗がん剤などの薬剤性
抗がん剤により骨髄抑制が起こり、白血球が減少します。感染症のリスクが高まるため、薬量の調整や白血球を増やす注射が行われることがあります。
膠原病などの疾患
全身性エリテマトーデス(SLE)やシェーグレン症候群などの膠原病では、病気の活動性に伴い白血球が減少することがあります。

