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「フレイルチェック」の”基本5項目”とは?医師が7つの初期症状や予防法も解説!

「フレイルチェック」の”基本5項目”とは?医師が7つの初期症状や予防法も解説!

「フレイルチェック」の見方と治療が必要な結果

以下のような診断結果の場合にはすぐに病院に受診しましょう。
ここでは、代表的なフレイルチェック5項目「体重減少」「疲れやすい」「歩行速度の低下」「筋力の低下」「身体活動量の低下」について、基準値や異常値、治療の必要性などを紹介します。気になるチェック結果が得られた場合は、すぐに病院に受診しましょう。

「フレイルチェック」の基準値と結果の見方

フレイルチェックの5項目の基準値を、以下にまとめました。

項目 基準値

体重減少 6カ月間で2kg以上の意図しない体重減少がある

疲れやすい 2週間以上疲れた感じが続いている

歩行速度の低下 通常歩行速度が秒速1.0m未満になっている

筋力の低下 握力が男性28kg未満、女性18kg未満になっている

身体活動量の低下 軽い運動や体操などをおこなっていない

基準値を超える異常が3項目以上あるとフレイルと判断されます。
ただし、1つでも当てはまる項目があった場合はフレイルの前段階である「プレフレイル」とされるため、食事や運動の見直しをおすすめします。

「フレイルチェック」の異常値と何科に受診すればよいか

フレイルチェックで3つ以上の項目に当てはまった場合は、専門家へ相談しましょう。
受診先としては、高齢者の全身を総合的に診察する老年内科や、かかりつけの内科です。足腰の痛みやしびれなどの運動面の問題は整形外科、歯や口に関する悩みは口腔外科に相談すると、専門的な治療を受けやすくなります。
なお、介護を含めた生活の総合的な相談をしたい場合は、自治体の地域包括支援センターやケアマネージャーも相談先となるでしょう。すでに体力や筋力、気力の衰えによって生活に支障が出ている場合は、放置すると症状が急速に悪化する可能性もあるため、速やかに受診・相談してください。

「フレイル」で気をつけたい病気・疾患

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームは、骨や関節、筋肉などの運動器の障害によって移動能力が低下した状態です。略して「ロコモ」と呼ばれることもあります。
ロコモティブシンドロームが進行して、体力や筋力が低下するとフレイルの状態になります。体の痛みや持病があれば治療を受け、歩く、体操をする、しっかりと栄養を摂ることなども予防や対処につながります。
運動器の痛みが気になる場合は整形外科で相談し、治療やリハビリをおこないましょう。

サルコペニア

サルコペニアは、加齢によって全身の筋肉量と筋力が低下することです。サルコペニアによる筋力の低下は、フレイルの大きな要因となります。
加齢が原因ではあるものの、運動不足や慢性的な炎症、ケガや糖尿病(インスリン抵抗性の増大)などがあると筋肉がうまく作られなくなり、サルコペニアになりやすいとされています。
サルコペニアの基本的な予防・治療は、運動療法と栄養療法です。レジスタンス運動(筋力トレーニング)をおこないつつ、食事でしっかりとタンパク質を摂取していきましょう。
体力や筋力の低下が気になる場合は、かかりつけの内科や整形外科、老年内科などで相談してみてください。

認知症

認知症とは、脳の神経細胞の機能が徐々に落ちて記憶力や判断力(認知機能)が低下し、社会生活に支障をきたす病気です。
フレイルと認知症は、相互に影響しているといわれています。認知症による判断力の低下や人との関わりの減少はフレイルの悪化につながり、逆にフレイルによって人とのつながりを含む活動が低下すると認知症自身も悪化しやすくなります。
脳梗塞や脳出血などの病気が原因でなることもありますが、社会的な孤立や聴力の衰え、運動不足などによって脳への刺激が減り、結果的に認知症になる方は少なくありません。
同じことを何度も聞き返す、道に迷うことが増える、お金の管理ができなくなるなどの症状が増えてきたら、認知症の初期症状かもしれません。専門は老年内科やもの忘れ外来、神経内科などですが、まずはかかりつけの内科で相談してみましょう。

配信元: Medical DOC

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