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「アレルギー検査が陰性」でも”症状”が出るのはなぜ?数値に現れない原因を医師が解説!

「アレルギー検査が陰性」でも”症状”が出るのはなぜ?数値に現れない原因を医師が解説!

アレルギー検査が陰性でも症状があるときの重要な注意点

検査結果は診断材料の一つにすぎません。体に起きている反応そのものが、最も信頼できる情報です。

「アレルギー検査は陰性だから大丈夫」と油断しない

検査が陰性だったからといって、疑わしい食品を無制限に摂取したり対策をやめるのは危険です。IgE抗体が関与しないアレルギーや、検査感度以下の微量な抗体で反応するケースがあるからです。過去に重篤な症状が出た経験があれば、検査結果が陰性でもその物質が原因である可能性は残ります。医師の指導なく自己判断で摂取を再開すると、強いアレルギー反応やアナフィラキシーを起こすおそれがあります。臨床症状を最優先に考え、慎重に対応してください[2]。

詳しくアレルギーを調べるなら「食物経口負荷試験」などの精密検査を検討

血液検査の結果と実際の症状が食い違う場合、食物経口負荷試験がより確実な診断手段になります。アレルギーが疑われる食品を医師の管理下で少量ずつ摂取し、症状の有無を直接確認する検査です。除去が本当に必要なのか、どの程度の量なら安全に食べられるのかを判断できます[2]。皮膚プリックテストなど、血液検査とは異なる方法で感作を確かめることもあります。いずれも専門的な知識と緊急時の対応体制が求められるため、アレルギー専門医のいる医療機関で相談してください。

「アレルギー検査が陰性なのに症状が出る」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「アレルギー検査が陰性なのに症状が出る」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

アレルギー検査で陰性なのに気管支アレルギー性喘息を起こす可能性はありますか?

小島 敬史(医師)

あります。喘息にはIgE抗体が関与するアトピー型と、関与しない非アトピー型があります。大人の喘息では非アトピー型も多く、血液検査でアレルゲンが特定できないことがあります。ただし気道の炎症自体は存在するため、吸入ステロイド薬などによる治療が必要です[1]。

特定の食べ物でかゆみや蕁麻疹のアレルギー症状が出ますが、陰性なら食べ続けても大丈夫でしょうか?

小島 敬史(医師)

食べるのを控え、アレルギー学会専門医に相談してください。血液検査が陰性でも、食べて症状が出る以上は食物アレルギーの可能性があります。IgEを介さない反応や仮性アレルゲンが原因のこともあり、検査だけでは判断できません。症状が繰り返される食品の摂取は避けてください[2]。

アレルギー検査結果が陰性でも症状が合った場合、別の検査を検討した方が良いですか?

小島 敬史(医師)

症状によっては検討する価値はあります。皮膚プリックテスト、パッチテスト、食物経口負荷試験など、血液検査以外の方法があります。アレルギー以外の疾患が隠れていないか調べるために、画像検査や内視鏡検査が必要になることもあります。専門医と相談のうえ、適切な検査を選んでください[2][3]。

採血によるアレルギー検査で抗体が測定されなかった物質でもアナフィラキシーショックになる可能性はありますか?

小島 敬史(医師)

頻度は低いものの、可能性はあります。検査感度以下の微量抗体でも強い反応を起こす場合や、検査に含まれない成分に反応する場合があります。非IgE依存性の機序で重篤な症状が出ることも稀にあります。過去に症状が出た物質については、検査結果にかかわらず注意してください[2]。

配信元: Medical DOC

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