クイズ番組がきっかけで見つめ直した「見ること」の重要性
伊沢さん
僕がICL治療を受けようと思ったきっかけが、クイズ番組の収録中だったんですよ。
結構な辛さのドライアイで、収録のときにコンタクトをしているときは、問題と問題の合間にこそこそ目薬をさすこともしていました。そうすると、テレビを見ている人から「伊沢さんが泣いてる」とか言われることもあって。目薬さしたばっかりなんだよな、みたいな(笑)。
北澤先生
スタジオは結構乾燥しますよね。照明も強いですし。
伊沢さん
そうなんです。そのなかで、最近のクイズ番組ってもう全部「見る」クイズだなと思ったんですよね。
北澤先生
耳よりは目、ということですか。
伊沢さん
そうなんです。僕が趣味でやっているようなクイズは音声が多いんですけど、ここ40年のテレビのクイズって、かなり目で「見る」クイズになってきています。映像技術が発展するほどに、テレビのクイズは映像を使ったものメインになっているんです。
「見る」クイズが増えたことで、人間の「知る」とか「考える」ことは「見る」ことと不可分(分けることができない)なんだなと思いました。
北澤先生
人間は情報の80%を目から得ているといわれていますからね。視覚情報というのはすごく重要です。
伊沢さん
テレビ業界でも「画変わり(画面に変化)がないからダメだ」とか言われますし、面白さを感じてもらうためには、ある程度の動きがないとダメなんだなと。そう思った時に、じゃあ僕が今後テレビでクイズをやっていくなら、「見る」ことも能力のうちになるよな、というのがICL治療に踏み出すきっかけだったんです。
「知る」ことに関して「見る」ことが欠かせないと感じ、知り方そのものの改善につながったような気がしていますね。
周囲の勧めと災害への備え。ICL治療への最後のひと押し

北澤先生
伊沢さんはICL治療を受けられましたが、ICL治療についてどのように知りましたか?
伊沢さん
最初はクイズの仲間が受けていたんです。今から5年ほど前で、まだ今よりは少しマイナーだった時期にその人がICL治療の体験記を書いていて、「こういうものがあるんだ」と。
その時は自分が受けようとは思っていなかったんですけど、そこから続々と周りがICL治療を受けるようになって。
ついには番組の共演者さんに「おすすめだよ、なんならクリニックを紹介するから」と言われて、「ちょっと待ってください、考えてみます」と。
北澤先生
目の治療ですからね。
伊沢さん
はい、やっぱりちょっと怖いじゃないですか。そうしたら、別の先輩から「災害の時にメガネを探して逃げられない可能性や、家族のことも考えて治療を受けることを決めた」という話を聞いたんです。
それを聞いた時に、確かにやっておくだけで命に関わったり、周りの人を助けられたりするかもしれないなと思いました。
それで、クイズ番組のこと、災害時のこと、そして先輩のおすすめを放置し続けていること、この3つの理由から受けることに決めました。
北澤先生
それまではICL治療についてまったく知りませんでしたか?
伊沢さん
知らなかったですね、クイズの情報としてくらいしか知りませんでした。
北澤先生
ICL治療はこの数年で、皆さんにとって馴染みのあるものになりました。私がICL治療を始めて20年弱になりますが、日本でもそれくらい前から行われていたものなんです。
伊沢さん
歴史がある治療法なんですね。
