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クイズ王・伊沢拓司がICL治療で手に入れた「新しい当たり前」|眼科医と語る「見ること」の本質

「感動しなかった」治療直後。じわじわ訪れた「当たり前が変わる」喜び

北澤先生

ICL治療を受けられる前と受けた後で、どのような変化がありましたか?

伊沢さん

語弊があるかもしれませんが、感動しなかったんですよ。

北澤先生

感動しない?

伊沢さん

はい。結構気合入れて、怖いなと思いながら手術に行ったんです。手術は10〜15分で終わって、目薬のぼやけが取れた時に「あれ?なんか普通だな」と思いました。
翌朝起きた時に「あ、コンタクト付けなくていいんだ」という喜びはありましたが、「よっしゃ、行くぞ!」と思って手術を受けたにしては感動がないな、と最初は思っていました。
でも、1週間、1ヶ月と経った時に、コンタクトの付け外しという作業がなくなっていて、当たり前に見えるしドライアイもなくなったと気づいたんです。その時に、「そっか、当たり前が変わるってこういうことなんだ」と思いました。
人間の臓器って、正常な時は何も気づかないじゃないですか。悪くなって初めて健康のよさを感じる。僕はコンタクトを付けるのが当たり前だったので、悪い状態が当たり前になっていたんです。それが、よい生活が当たり前になった時に、劇的な感動ではなくて、じわじわとそのありがたみに気づきました。

北澤先生

伊沢さんの感じ方はちょっと独特ですね。
一般的には、手術を受けた翌朝にメガネやコンタクトをしなくてもよいということに感動します。その感動が少しずつ薄れていくんですが(笑)。

伊沢さん

僕は「今までなんて不便だったんだろう」とじわじわ感じて、いま喜びのなかにいます。

これからICL治療を受ける方へ。納得できる選択をするために


これからICL治療を受ける方へ。納得できる選択をするために

北澤先生

伊沢さんがICL治療を受けられてから1年くらい経ちますが、受けてよかったと思うことや、これから治療を受けようと悩んでいる方にアドバイスがあればお願いします。

伊沢さん

見えることのありがたみに、気づいていなかったんだと思います。コンタクトを付ける時間が生活に織り込み済みになっていたけれど、それがなくなったことによって、いろんなことから解放されました。
今、検討されている方は自分の生活を一度俯瞰で見てみると、「あ、この時間が減るな」と考えられるかもしれません。もちろん長期的なリスクなど、まだわからないところもあるとは思うので、そういったことに関しては自分のなかでちゃんと納得して受けたらいいと思います。
僕はいっぱい調べて受けたので、予習した内容に実感が伴った時に「これが新しい幸せなんだな」という気づきがありました。

北澤先生

手術ですから、皆さんが不安に思うのは当然です。
まずICL治療のベネフィットとしては、伊沢さんのような強度近視の方や、乱視が強い方も受けられる点です。また、近視が進まなければ視力が落ちることは基本的にないので、視力の安定性やドライアイが少ないこと、ハロー・グレアが少ないことも挙げられますね。
ただ、やはり手術ですから、充血や炎症の可能性はありますし、感染予防の目薬が必要です。伊沢さんも最初の1〜2ヶ月くらいは目薬が大変だったのではないでしょうか。

伊沢さん

1日何回も目薬をさすのはありましたが、その1週間の間にじわじわ感動していたので、目薬をさすことで「俺は手術を受けたんだ」みたいな感覚を味わっていました。

北澤先生

それが大事なんです。術後は抗生物質や炎症を抑える目薬などのケアが大切ですが、ケアをすることで手術をしたんだという自覚を持っていただくことは重要です。
ICL治療は世界ですでに30年近い歴史があり、日本でもこの15年で約15万人が受けている治療です。今後ますます普及していくと思います。

伊沢さん

僕はICL治療についてよい意見も悪い意見もいっぱい調べて検討して、今の視力を手に入れたからこそ、満足感がすごくあるんですよね。選択肢がたくさんあるこの時代に生まれてよかったなと思いますし、納得して今があるということに意味があったんだなと、先生のお話を聞いて改めて感じました。

北澤先生

ICL治療は満足度の高い治療ですが、不安もあると思います。ICL治療の情報はすごく多く、眼科医も学会などで勉強していますので、検討されている方は何でも眼科医に質問していただければと思います。

伊沢さん

僕は、たくさん調べてたくさん学んで新しい価値観を得られたなと感じているので、ぜひ皆さんもまずはたくさん調べてみる、自分の納得のいくまで考えてみる、というところからかなと思います。
本日は、貴重なお話をありがとうございました。

最後に

編集部より

漢字の意味の違いから始まった今回の対談は、視力矯正という枠を超え、人間にとって「見る」ことがどれほど本質的な行為なのかを問いかける内容となりました。
伊沢さんが感じたように、ICL治療は劇的な感動をもたらすというよりも、日常のなかに溶け込み、これまで不便だったことを静かに手放していく体験なのかもしれません。

強度近視に悩みながらも、慎重に情報を集め、自ら納得したうえで選択をした伊沢さん。その姿勢は、視力矯正を検討するすべての方にとって一つのヒントになるでしょう。
「見える」のが当たり前になることで、世界の見え方も、自分自身の在り方も少し変わる。ICL治療は、その“新しい当たり前”を手に入れる選択肢の一つといえるのではないでしょうか。

衣装:JIGGYS SHOP

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配信元: Medical DOC

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