「肝機能検査の項目」は何を見ている?基準値と異常値から疑う病気を医師が解説!

「肝機能検査の項目」は何を見ている?基準値と異常値から疑う病気を医師が解説!

「肝機能検査の項目」についてよくある質問

ここまで肝機能検査の項目などを紹介しました。ここでは「肝機能検査の項目」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

肝機能検査の結果で、ASTとALTの数値からは具体的に何がわかりますか?

木村 香菜 医師

ASTとALTは肝細胞のダメージを示す指標です。数値が上昇している場合、肝炎や脂肪肝など肝細胞の障害が起きている可能性があります。またASTとALTの比率を見ることで、アルコール性肝障害などの病態を推測する手がかりになることもあります。

肝機能検査の項目のなかで特に注意した方が良い項目はありますか?

木村 香菜 医師

ASTやALT、γ-GTPなどは健診でよく確認される重要な指標です。ただし単独の数値だけでは判断できないため、複数の検査項目を合わせて評価します。数値が基準値から大きく外れている場合は医療機関で相談しましょう。

血液検査で肝機能の数値が悪いと指摘されたら何科で精密検査を受けるべきですか?

木村 香菜 医師

一般的には消化器内科や内科で検査を受けることができます。腹部超音波検査や追加の血液検査などを行い、原因を詳しく調べます。健診結果を持参して受診すると診察がスムーズです。

人間ドックでγ-GTPが高く肝臓病が見つかったら、具体的にどんな治療が必要ですか?

木村 香菜 医師

原因によって治療方法は異なります。飲酒習慣が関係する場合は禁酒や節酒が基本になります。脂肪肝では体重管理や運動療法が勧められます。ウイルス性肝炎などの場合は抗ウイルス薬などの治療が行われることがあります。

まとめ

肝機能検査ではAST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビン、アルブミンなど複数の項目を測定します。これらの数値を組み合わせて評価することで、肝細胞の障害や胆汁の流れ、肝臓の働きの低下などを把握できます。
肝臓の病気は初期には症状が現れにくいため、健康診断の結果を確認することが重要です。異常を指摘された場合は放置せず、医療機関で再検査を受けるようにしましょう。

「肝機能検査」の異常で考えられる病気

「肝機能検査」から医師が考えられる病気は8個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

消化器内科系の病気

消化器内科系

脂肪肝肝硬変

肝機能障害

急性肝炎

慢性肝炎

肝細胞がん

循環器系の病気

循環器系

心筋梗塞

腎臓内科系の病気

腎臓内科系

ネフローゼ症候群

肝機能検査では主に肝臓の病気を調べることができますが、なかには心臓や腎臓の病気がわかる場合もあります。

「肝機能検査」が望ましい症状

「肝機能検査」が望ましい症状は4個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

疲れやすい

白目や手などが黄色い

身体にあざができやすい

皮膚に蜘蛛の巣のような赤いあざができた

肝臓は沈黙の臓器ともいわれ、ダメージを受けても症状が出にくいです。しかし、これらのような症状が現れたときには、一度医療機関での診察を受けるようにしましょう。

参考文献

シー・アール・シー|肝機能検査と肝予備能検査の違いは何ですか?

臨床検査のガイドライン2024 日本臨床検査医学会 Japanese Society of Laboratory Medicine

判定区分(2026年4月1日改定)-日本人間ドック・予防医療学会

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配信元: Medical DOC

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