「キャベツ」と「紫キャベツ」どちらが”カロリー”が高い?注意点も管理栄養士が解説!

「キャベツ」と「紫キャベツ」どちらが”カロリー”が高い?注意点も管理栄養士が解説!

キャベツの保存方法や期間

キャベツの保存方法や期間

キャベツは収穫後も呼吸を続けている生きた野菜です。水分を多く含む葉が重なった構造のため、保存環境によって鮮度や品質が大きく作用されます。比較的日持ちしやすい野菜ではありますが、温度や湿度、エチレン(熟した果物から放出されるガス)の影響も受けやすく、保存方法によっては鮮度の低下や栄養素の損失が進みやすくなります。特に、丸ごとの状態、カット後、調理後では適した保存方法が異なるため、それぞれの特性を理解し、適切に管理することが大切です。

生での保存

丸ごとキャベツは、外葉をつけたまま保存することで、水分の蒸発や傷みを防ぐことができます。洗わずにそのまま、通気性のある袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存すると、比較的長期間鮮度を保つことが可能です。茎を下にして置くと水分が均等にいきわたり鮮度を保ちやすくなります。また、エチレンを放出する果物(リンゴやバナナ)の近くに置くことは避けましょう。
キャベツを切ると、細胞が壊れ、断面から水分や栄養素が流出しやすくなり、酵素の働きや微生物の影響で劣化が早まります。切ったキャベツを保存する場合は、芯を取り除き、汚れがある場合のみ軽く洗って水気をしっかり拭き取ります。食品用のクッキングシートで上下を挟み、密閉容器に入れることで余分の水分を調整し、結露による劣化を防ぎ、切ったキャベツでも冷蔵で約5日間程度鮮度を保てますが、早めに使い切ることが基本です。
ラップは密閉性が高く手軽ですが、水分がこもりやすく酸化や褐変が進み傷みを早める原因となるため保存期間が長くなる場合は使い分けることが大切です。短期間(約1~2日)であればラップの保存も有効です。

調理後の保存

調理後のキャベツは注意が必要です。加熱によってキャベツに含まれる酵素は働きを失い、本来備わっている劣化を抑える機能が低下します。また、細胞壁も壊れることで水分や栄養成分が外に出やすくなり、微生物が利用しやすい状態になります。さらに、調理後のキャベツは中性に近い性質をもつため、細菌が繁殖しやすい環境となります。なかには、冷蔵温度(約1~4℃)でも増殖する菌(リステリア菌)も存在するため、保存中も安心とは言い切れません。このような理由から、調理済みのキャベツは生の状態よりも傷みやすく、保存期間が短くなる特徴があります。そのため、調理後は速やかに冷却し清潔な容器に小分けして冷蔵保存することが重要です。保存期間は3~4日程度を目安とし、再加熱は必要最小限にとどめ、早めに食べきるようにしましょう。

「キャベツ」についてよくある質問

「キャベツ」についてよくある質問

ここまでキャベツについて紹介しました。ここでは「キャベツ」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。

キャベツ1玉あたりのカロリー量はどのくらいでしょうか?

武井 香七 管理栄養士

キャベツ1玉(約1.0㎏)のカロリーの目安は約230kcalです。
キャベツ1玉あたりのカロリーは種類や大きさによって異なりますが、一般的な1.0㎏のキャベツで約230kcalが目安です。種類や大きさに応じて、おおよその目安として参考にされてください。

編集部まとめ

キャベツは季節ごとに品種の違いによる味や食感の違いを楽しめ、旬の時期にはおいしさだけでなく栄養価も高い傾向がある魅力的な野菜です。低カロリーでありながらビタミン類や食物繊維、機能性成分などをバランスよく含む、栄養価の高い野菜のひとつです。
栄養成分の特性に合わせた調理方法や食べ合わせを工夫することで、キャベツの栄養を効率よく摂取しやすくなります。また、鮮度のよいものを選び、適切に保存することも栄養価を保つうえで重要です。キャベツだけでなく緑黄色野菜や他の食品と組み合わせながら、日々の食事にバランスよく取り入れていきましょう。
キャベツは家庭での食品ロスが比較的多い野菜のひとつで、廃棄率は約15%です。しかし、捨てられがちな外葉や芯にもさまざまな栄養が含まれており、薄切りや細かく刻むことで餃子やロールキャベツの具などに活用できます。うま味も多く、料理の幅も広げながら食品ロスの削減にもつながります。栄養とおいしさが詰まったキャベツは、外葉から芯まで上手に無駄なく使い切りたいですね。

「キャベツ」と関連する病気

「キャベツ」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

内科の病気

生活習慣病骨粗鬆症

消化器内科の病気

胃潰瘍十二指腸潰瘍

「キャベツ」と関連する症状

「キャベツ」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

胃もたれ

消化不良

便秘

下痢

腹痛

膨満感

骨折

参考文献

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年版(文部科学省)

食品成分データベース(文部科学省)

未利用資源「キャベツの芯」の成分とそのギョウザのたねへの活用

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配信元: Medical DOC

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