麻しんとは
麻しんは、麻しんウイルスが引き起こす急性の全身感染症で、一般に「はしか」とも呼ばれます。麻しんウイルスの感染経路は、飛沫感染、空気感染、接触感染。人から人へ感染し、その感染力は非常に強力で、免疫がない人が接触すると高確率で感染します。
麻しんの症状
麻しんの潜伏期間は感染後10~12日。まず発熱や咳、鼻水など、風邪のような症状が2~3日続きます。これを「カタル期」といいます。子どもの場合、不機嫌になったり、呼吸困難や顔色が悪くなったりといった症状として現れることもあります。
その後、12時間程度いったん熱が下がってから、再び39℃以上の高熱と発疹が現れ、3~4日間続きます。これを「発疹期」といいます。この時期は、高熱で体力を消耗するため、免疫力が低下して、肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症を起こしやすく、重症化すると、死に至るケースもありますから注意が必要です。
なお、麻しんは発症前から感染力がある[*6]とされます。気付かないうちに感染を広げてしまう可能性にも注意したいですね。
