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「待てません」借金の取り立てで妻が倒れた…物価高と介護で限界、定食屋夫婦を救った選択肢

「待てません」借金の取り立てで妻が倒れた…物価高と介護で限界、定食屋夫婦を救った選択肢

●定食屋を襲った米の値上がり「働き詰めで夫婦の収入は20万円」

飲食業界は競争が激しく、3年以内の廃業率は7割とも言われている。

平均的な利益率は8〜10%と低く、食材コストの上昇は赤字に直結する。高い初期費用と固定費が経営を圧迫した。

「お客さんに満足していただけるよう、定食1000円未満を目標にして、味とボリュームを売りにしました」

SNSも活用し、店は地元でも知られる存在になっていったが、売り上げは安定しない。とくに打撃となったのが、想定外の米の値上がりだった。

「仕入れ値は何倍にもなりましたが、定食にご飯は欠かせません。簡単に値上げもできず、どうにもなりませんでした」

働き詰めでも、経費を差し引いた夫婦の手取りは20万円に届くかどうか。そこから自宅の家賃や教育費、同居する義両親の生活費を賄うと赤字だった。

●経理担当の妻は「督促電話」に追い詰められた

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高齢の両親の介護費用も重なり、その出費もばかにならなかった。「美味しい」という客の笑顔が支えになったが、それでも経営は苦しく、ついに支払いが滞り始めた。

「信金さんは待ってくれません。毎月25日に振り込まなければならないのですが、1日も猶予はないんです」

経理担当の妻の携帯や店に、業務中でも頻繁に督促電話がかかってきた。

「会社務めの経験しかなくお金の苦労を知らなかった妻は、催促電話を受けるのが初めての経験でした。それだけでも大きなストレスなのに、執拗な取り立てに心を病んでしまったんです」

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