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太るほど効かない?瘦せホルモン『レプチン』をご存知ですか?医師が3つの働きを解説

太るほど効かない?瘦せホルモン『レプチン』をご存知ですか?医師が3つの働きを解説

レプチンとは?メディカルドック監修医がレプチンの働き・どこから分泌されるのか・働きを助ける食べ物・サプリメントなどを解説します。

上田 莉子

監修医師:
上田 莉子(医師)

関西医科大学卒業。滋賀医科大学医学部付属病院研修医修了。滋賀医科大学医学部付属病院糖尿病内分泌内科専修医、 京都岡本記念病院糖尿病内分泌内科医員、関西医科大学付属病院糖尿病科病院助教などを経て現職。日本糖尿病学会専門医、 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本医師会認定産業医、日本専門医機構認定内分泌代謝・糖尿病内科領域 専門研修指導医、内科臨床研修指導医

「レプチン」とは?

「レプチン」とは?

レプチンは、体重や食欲を調整するホルモンのひとつです。
「やせる」を意味するギリシャ語の Leptos にちなんで、「レプチン」と名付けられました。
私たちの体には、エネルギーが十分にあると食べすぎを防ぎ、逆に足りなくなると食べる量を増やすしくみがあります。
レプチンは、このバランスを保つ働きに関わっています。
レプチンは、脳の視床下部にある摂食中枢に作用し、食欲を抑える方向にはたらきます。
さらに、体がエネルギーを消費しやすくする作用もあります。
このようにして、レプチンは、食べる量とエネルギー消費の両方に関わりながら、体重が増えすぎないように調整しているのです。

レプチンはどこから分泌されるの?

レプチンはどこから分泌されるの?

レプチンは、脂肪細胞から分泌されています。
脂肪細胞とは、脂肪組織をつくっている一つひとつの細胞のことをいいます。
脂肪細胞は、レプチンのほかにも、さまざまな物質を分泌しています。
たとえば、食欲の調整に関わるレプチン、インスリンの働きやすさに関わるアディポネクチン、さらに炎症や血栓、高血圧に関わる物質などがあります。
さて、体脂肪が増えると、レプチンの分泌量も増えます。
レプチンは主に脳の摂食中枢に働きかけて食欲を抑え、また、エネルギー消費を亢進することで、体のエネルギーバランスを整える役割を担っています。
ただし、肥満の状態では、レプチンが十分に分泌されていても、その働きが弱くなってしまうことがあります。具体的には、脂肪細胞からレプチンが多量に分泌されていても、レプチンによる信号が脳でうまく受け取られにくくなるため、食事量が下がりにくいだけでなく、エネルギー消費も上がりにくいという状況です。
このように、レプチンが効きにくくなった状態を「レプチン抵抗性」といいます。

配信元: Medical DOC

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