「血圧を下げる飲み物」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血圧を下げる飲み物」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
お茶やコーヒーは血圧を下げる効果があるのでしょうか?
藤井 弘敦(医師)
緑茶やコーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるカテキンやクロロゲン酸は、血管機能を保つことが期待されます。ただし、緑茶やコーヒーに含まれるカフェインでは、一時的に血圧が上がることもあるため、飲みすぎには注意し、適量で飲むようにしましょう。
血圧を下げる飲み物で即効性が高いランキングが知りたいです
藤井 弘敦(医師)
飲んですぐに血圧を大きく下げる飲み物はありません。減塩や体重管理と合わせて上記特定成分を含む飲み物を数週〜数か月の単位で継続することが重要です。
飲み物の他に血圧を下げやすい食べ物もありますか?
藤井 弘敦(医師)
野菜、果物、大豆製品、低脂肪乳製品などを取り入れるDASH食が参考になります。まずは減塩を優先し、そのうえで食事全体を整えることが大切です。
飲食・食事以外で高めの血圧を下げる方法も教えてください
藤井 弘敦(医師)
飲食・食事以外で高めの血圧を下げる方法には、有酸素運動、減量、節酒、禁煙、睡眠の見直しが挙げられます。週150分程度の運動や、適正な体重を保つことは、薬と同等のレベルで血圧を下げる効果が見込まれるほど重要です。たばこは血管に悪影響を与えやすく、睡眠不足も血圧に悪影響を及ぼすことがあるため、生活習慣全体の見直しが第一歩です。飲み物選びはあくまで補助であり、まずはこうした生活習慣の改善を優先することが大切です。
まとめ
血圧を下げる飲み物は「無糖・食塩無添加で、続けやすいもの」が基本です。具体的には、食塩無添加トマトジュース、緑茶、無糖のコーヒー、純ココア、低脂肪乳、糖分の少ないビネガードリンクなどが候補になります。これらの飲み物を適量で継続して飲むことが重要です。ただし、飲み物だけで血圧を十分に下げることは難しく、減塩や体重管理、運動などの生活習慣の改善が血圧のコントロールにおいて最も重要です。健診や家庭血圧で高めの数値が続く場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
「血圧」に関連する病気
「血圧」から医師が関連する病気は12個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系の病気
循環器系
高血圧症
虚血性心疾患心不全大動脈瘤
大動脈解離腎臓系の病気
腎臓系
慢性腎臓病脳血管系の病気
脳血管系
脳梗塞脳出血呼吸器系の病気
呼吸器系
睡眠時無呼吸症候群眼科系の病気
眼科系
高血圧性網膜症代謝・内分泌系の病気
代謝・内分泌系
原発性アルドステロン症
褐色細胞腫血圧が慢性的に高い状態が続くと、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。また、ほかの病気が原因で高血圧が生じる場合もあるため、健診などで血圧の異常を指摘された際は、早めに医療機関を受診することが大切です。
「高血圧」に関連する症状
「高血圧」に関連する症状は9個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
頭痛めまい・立ちくらみがする
動悸・息切れ
胸の痛み手足のしびれ・脱力
むくみ
視界がぼやける・かすむ
耳鳴り肩こり
高血圧は自覚症状が乏しいことも多い一方で、頭痛やめまいなどの症状として現れることもあります。特に胸痛や手足の麻痺、強い頭痛などがある場合は重篤な疾患のサインの可能性もあるため、速やかに医療機関を受診しましょう。
参考文献
厚生労働省「高血圧」e-ヘルスネット
厚生労働省「動脈硬化」e-ヘルスネット
Prospective Studies Collaboration. Lancet. 2002;360:1903-13.
Peng X, et al. Effect of green tea consumption on blood pressure: a meta-analysis of 13 randomized controlled trials. Sci Rep. 2014;4:6251.
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