マグネシウムの効果

骨や歯を形成する
マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。体内のマグネシウムの約50~60%が骨や歯に貯蔵されています。骨の中に入るカルシウム量を調節し、骨の形成に関与しています。
筋肉を動かす
マグネシウムとカルシウムは、互いに作用し合い筋肉を動かしています。細胞内のカルシウムイオン濃度が上昇し、筋肉繊維(アクチンとミオシン)の収縮が起こります。マグネシウムイオンは、筋肉の収縮に使われたカルシウムを元の場所へ押し戻す働きをします。この働きにより、筋肉がリラックス(弛緩)した状態に戻ります。
血圧の調整に関与
マグネシウムは、カルシウムとともに血圧を調節しています。マグネシウムは血管を弛緩させて血圧を下げ、カルシウムは収縮させて血圧を上げる働きをしています。
マグネシウムが多いナッツは?

ブラジルナッツ
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、ブラジルナッツ(フライ/味付け)には100gあたり約370mgのマグネシウムが含まれており、ナッツ類の中でも特に豊富な食品の一つです。ブラジルナッツはアマゾン川流域を中心に収穫されるナッツで、1粒が大きく食べ応えがあります。マグネシウムに加えて、不飽和脂肪酸やビタミンE、各種ミネラルも含まれています。一方で、リンなどのミネラルも比較的多く含まれるため、腎機能に不安がある方などは摂取量に配慮することが望ましいでしょう。
アーモンド
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年では、アーモンド(いり/無塩)100g中に、マグネシウムは310mg含まれています。アーモンドは手軽に食べやすいナッツで、ビタミンEやミネラル、食物繊維も含まれています。1日の適量は明確には定められていませんが、20~25粒程度が適量と言われています。
カシューナッツ
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年では、カシューナッツ(フライ/味付け)100g中に、マグネシウムは240mg含まれています。市場で流通している物の多くは、加熱処理がされたローストナッツです。マグネシウムのほかに、不飽和脂肪酸であるオレイン酸も多く含まれています。

