「カツオ」の肌や血圧への”効果”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

「カツオ」の肌や血圧への”効果”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

カツオに含まれるエラスチンの効果は?

カツオに含まれるエラスチンの効果は?

体の弾力性やハリの維持に関わるたんぱく質としてコラーゲンが知られていますが、同様に重要な成分にエラスチンがあります。コラーゲンは引っ張りに強く組織の強度を保つ役割を持つ一方で、伸縮性はほとんどありません。これに対してエラスチンは、しなやかで伸縮性があり、力を外すと元へ戻る性質を持つ弾性繊維です。コラーゲンが「強さ」、エラスチンは「弾力性」を担うといえます。血管や肺など、伸縮が必要な組織ではエラスチンが重要な働きをしており、コラーゲンを束ねて構造を安定させる役割も担っています。かつおにもエラスチンが含まれていますが、食品から摂取したエラスチンは体内で消化・分解されてアミノ酸として吸収されるため、そのまま体の弾性組織に利用されるわけではありません。そのため、エラスチン単体の摂取によって直接的に体の弾力性が高まるといった効果は限定的と考えられています。

カツオにダイエット効果はある?

カツオにダイエット効果はある?

かつお自体に脂肪を直接減らす特別な効果があるわけではありませんが、ダイエット中に取り入れやすい食品です。
かつおは、高たんぱく低脂質で、エネルギー量も比較的控えめな食品です。たんぱく質は、筋肉の材料となり、体づくりや基礎代謝の維持に関わるため、ダイエット中の体づくりをサポートします。特に、春が旬の初ガツオ(かつお/春獲り/生)は100gあたり108kcal、戻りカツオ(かつお/秋獲り/生)は100gあたり150kcalと、初ガツオの方がエネルギーが控えめです。たんぱく質はどちらも約25gと豊富に含まれています。
また、かつおに多く含まれるDHAやEPA等の多価不飽和脂肪酸は、中性脂肪の合成を抑えたり、脂質代謝の改善に関わることが知られています。これらは、体内の脂質バランスを整えることで、ダイエット中の健康管理や体づくりをサポートする栄養素です。

配信元: Medical DOC

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